時の男にて発狂

momizipart22005-11-23

観に行け!

まず、観に行け!

粟根ヲタなら観に行け!

もし、チケが手元になく迷っているなら、グズグズするな。


行け!!


と、吼えます。


「時の男」


粟根さんは、吉原五回公演分ほど出番が多く、私の心臓を凍りつかせるほど可愛らしく、今のビジュも、肩よりも眺めのウェーブの髪をそのまま、黒の狩衣に流してはるという前代未聞なまでの素敵さで、全ての仕草が見所というほど、素敵でした。

よし、土下座しよう。

私は、わかぎえふに千回土下座しよう。


もう、いい大人なんだ。

非を認めよう。

アナタを侮っていた。


そして、私は驕っていた。


恥ずかしい。
恥ずかしい。


昨日の、おけやさん宅チャットでの発言を思い返し、私は私の首を絞める。


私と同じよう嗜好で粟根氏を好いている方も、観劇後は「わかぎ様」とよんでいることになろう。

私に至ってはもはや「わかぎ女王様」だ。
跪かんばかりの勢いだ。


粟根ヲタなら行け。
女房を質に入れてでも行け。


ネタバレは控える、けど、語りたい!
誰かと、あの数々の奇跡とも言うべき可愛く、素敵で、妖しい粟根氏について語りたい。

私が、ある意味待ち焦がれていた粟根氏について、語り合いたい。


ていうか、今、粟根さんのこと以外話したくない。


今まで、ナマで観た公演で初めて、私の中、粟根さんのことで一杯になってる。

多分日曜も行く。
チケ、取る。


だって、もう、あんな粟根さん見れないかもしれない。
この先,いつ観れるか分かんない。

私が好きな、私が観たかった、粟根さんがいて、私はもう、どうしたらいいのか分からない。

そして、行けない人は、私と一緒にDVD化希望と拳を振り上げるのだ。
観て!
ごめん。
すごい興奮してるんですけど、そして、私の好みドンピシャの粟根さんであっても、他の粟根さんファン的にどうなのか、いまいち自信ないけど、でも、やっぱ言います。



もしかしたら、以下ネタバレ発言?かもだけど、



野獣郎〜の、風鏡君と西門さん好きやったら行きなさい。
あの、風鏡君の容貌で、西門さんの本性っていうのが好きやったらドンピシャです。



出番多いですよ。
素敵ですよ。
笑いもバンバン取ってますよ。
一言日替わりネタもあるし、表情豊かやし、粟根さんの出ではるとこは、全部、彼の見所です。
今の姿が、もー、ほんまに素敵なんですよ!
あー、もー、どーしたもんかなぁ…。

あ、芝居的には「期待しすぎていかなければ、思ったよりは面白い」レベルです。

時々、耐え切れないほど素人臭い場面や、余計な場面、収集し切れてない伏線などがゴロゴロ見えますが、もう一遍言うけど「粟根ヲタ」は行くべき。

あと、涙もろい人間と自覚ある人なら、ハンカチ必須。
私は泣きました。


リリパは、役者いいっすね。
あと、殺陣もね良かったよ。
新感線ほど、美しくはないけど、がむしゃらで、若いから身のこなしに迫力があって、私は満足しました。
ま、そーいうのに目が肥えた人とか、川原御大的「魅せる」殺陣所望の人には、物足りないかもだけど。


あと、歴史観について一過言持ってる人も、なんかいや〜〜ってなるかもしんない。
ただ、あちし、大河の時に、そういう「史実と違う!」って怒るアンチの人たちに近寄らないでおこう!って心に決めたものだから、そういうのは、なんか分かんない。





そして、よし、自慢しよう。

私は、今日は一人ぼっちの観劇で、しかも、リリパ芝居自体ソレほど期待せずに、ここのトコ慌しく、色んな不具合もあり、しかも、生理が今朝来て腹痛を無理矢理座薬で押さえ込んで、色んな意味でテンションが低かったのだが、自慢しよう。


今日行った私が、幸せものだ。


はい、今日の写真の説明。


見て分かるとおり、粟根氏のサイン。
ホンモノ。

ピンポン玉は、芝居内で朝深氏からゲットした。(このピンポン玉は、かなりオモロな使われ方をしてるので、乞うご期待)

もう一回言う。
粟根氏のサイン、もろた。



本人に直接書いてもろて、目の前でもろた。


しかも、握手した。





あのキレイな手と握手した。




もー、悔いなく死ねる!!!



今日来て良かった。
ほんま、良かった。


えーと、説明します。

あのね、公演後に、リリパでは役者のサイン会をするらしくて、で、初日の初日。
第一回目の公演のサイン担当者は、主役の谷川さんと、そう粟根さん。
昼公演と、夜公演でサインの担当者変わってたから、日替わりっつうか、公演変わりなのかな??
もしかしたら、この先、また粟根さん担当の日があんのかもしんないけど、役者の人数的に、どーなんだろ? 大阪公演にしかあの人出てないしーとかつらつら考えつつ、とにかく今日来てよかった!!って、ハイ、私舞い上がり。
並んだよーーー!!
長蛇の列だったけど、そんなの、もー屁でもねーでやんの。
でね、衣装のままサインしてくれてんだけど、もー、さー、近くになってくるとさー、歯茎がね疼いて、歯の根が合わなくなって、足が震えて、呼吸がくるしくって、涙目になって、完全におかしくなってきちゃって、で、近くで見てもさ、コイツ何食って生きてきてんの?っつう位かっこいいのよ。
粟根ファンさん方、ほんとに、かっこいいのよ、あの人。

長くなってきた髪さ、鬱陶しげに書き上げながら、几帳面にパンフにサイン入れててさ、そういうのを近くに来ると眺めることが出来てさ、俯いてる風情とかさ、ほんとに震えが来るぐらい、素敵で、素敵で、素敵で、素敵で、私はもう、どうしようもない位、舞い上がってたんです。


で、頭の中で、「もう一生こんなチャンスないかもしれんから、何か一言、何か一言だけでもお言葉お掛けしたい」ってなって、ぐるぐるぐるぐるして、「好きです」とか「ファンです」とか、そういうのは絶対喜ばないし、むしろ嫌な顔されそうだし、そんな顔されたら私は一生のトラウマになってこの先、本気で生きてけないし、だからって「今日の舞台良かったです」って何様だよって感じだし、今日の舞台の主役はお隣に座られてる谷川さんだし、じゃあ、どうしようってなって、そんで谷川さんにニコニコ微笑んでもらって、ピンクのペンで可愛いサインもろて、で、なんか、インク付きすぎたみたいで、パタパタ乾かしてもろたのに、結局向かいのページにインクついちゃったりしながら、それでも次に粟根さんにサインしてもらう事になって「おねがいします」って震えきった声で言って、粟根さん、私のパンフに、ぐりぐりあの、一昔前の女学生みたいな丸文字でサインしてもろて、そんで、ありがたいことに、前の前の人が、粟根さんに勇気出して「握手してください」言うて、握手してもろとって、その流れで次の人も握手してもらうてたから、私も、「この波に、乗ってけサーフィン!!」とか思って、「私も、あ、握手お願いします」って言うて(てか、前の人が握手してもろうてなかったら、とってもこんな事、お願いできなかった)、「あ、はい」って答えてもらって、で、手、手、握ったんやけど!!!!



あんな、もー、ほんとに、あんな、人間やないみたいな、人間の体の造詣と捉えるには、美しすぎる手でした。

ほんとに、キレイな手でした。


私の手が恥ずかしくなって逃げ出したくなる位。
握り合った時に、粟根さんは、ほんと「そぉっと」ふわっと、鳥の羽が降りたみたいな、やわこい握り方で、私のが、ぎゅっと握った感じで(だ! 大丈夫です! 私、握力20以下なんで! しかも、そんな強く握ってないんで! だから、皆様の宝であるところのあの人の手を傷めてなどはございません!)そんで、あったこくて、サラサラに乾いてて、凄く手触りがよくて、もう、もうな、ごめん、自慢する。
これは、自慢です。


ほんっとおおおおに、この瞬間死んでもええて、思うたんです。



あの、ツヨシのファンが、チョンマルブック出版の際の握手会で、握手してもらうて、「天使の手みたいやった」て言うて泣いてたんですけど、ファンになりすぎた、好きすぎるくらいの人の手はね、天使の手です。

間違いなく、あれは天使の手でした(はい! 痛い子ちゃん!)


巴ちゃんの、手です。
優しく、ゆる〜っと握ってくれたあの手が、私にもたらした激情といったら凄かったですよ。
もー、混乱してた。
私、サイン貰うまでは余裕で、「よっしゃ、この後もロビーでサインする粟根さん眺めてこ」とか思うてたのに、握手して貰った瞬間、頭が沸騰して、ふらふらしながら劇場を後にするしかなかったですもん。
あ、でも、言いました。


ちゃんと、考えて、考えて、そんで震える声で「ビゲストビズも楽しみにしてます」って。

あはは、こんだけしか言えなかった。
でも、凄い、私にとって「愛してる」って言葉に等しいくらいの感情を込めた言葉。


この言葉が、一番迷惑やない気がして、だから言った。
したら、少しトーンの明るい声で「ああ、ありがとうございます」って言ってもらえて、もー、思い残すことねぇやって、うん、そんな感じ。
あの粟根さんの声で、「私」に向かって言葉を発してくれたというのが、こんなにも、沸騰ささてくれるなんて〜、とか、ファンだから、そればっかり。



馬鹿な生き物です。


劇場出てから、握手して貰った手、震えながら自分のほっぺたに当てて、そしたらもー、ゴーッって涙が出てきて、訳わかんないの。
まるで、ダムが決壊したみたいに。
嬉しいのか、なんなのか分からずに、涙ばっかり出てきた。



外に出て、人のいないトコで泣いた、泣いた。


シアワセとかね、感じる感情の隙間がなかったっす。
たかが、握手くらい〜とか思われると思うんですよ。
サインとか、握手とか、きっと粟根さんファンの中にはバンバンにして貰うた事ある人いらっしゃるだろうし、こんな風におかしくなるのは、ちょっと頭のどっかが痛い私だけなんだろうって分かってるんです。

でもね、ゴーッ!って嵐みたい。


無意識にね「溺れる、溺れる」て言うてんの。


呼吸が出来なくて、喉元まで何か詰まってるみたいな、そんな気持ち。

水面が遠い深い、底の底のほうでいるみたいな、周りの世界が見えない感じ。


で、泣いて、泣いてしながら、誰かに言いたくて、とにかくとろさんにメール打とうとして、でも手が震えて打てなくて「誰か聞いてーー!!」って思いながら、だから、ほんとに感情に溺れてたんですよ、そん時は。
そして、沸騰して、焦がれてもいたんです。


熱い感じ。
自分の中が、凄く熱い。


混乱しきってました。
ほんとに。
ええ、予想外に、あの人の事が、これほど好きな自分に。



握手と、サイン一つで、これですぜ?


でも、キレイな手でした。
そして、近くで見ても、格好良い人でした。
あの情景や、手の感触を思い出すだけで、涙なんか幾らでも出る。




好きなんやなぁって、ほんとに、私は、こういう風に、粟根さんのこと好きなんやなぁて再確認。
業の深い、「好き」っぽいですね。








吉原では、大楽と、松雪さん罰ゲームの日に行けたし、今回はピンポン貰えて、粟根さんのサインと握手ももらえたし、今日、私は、今までで一番驕ったことを考えたのだけど「私、カミサマに愛されてるのかもしんまい」って、ちょと思った(笑)
や、思った瞬間、風呂場で足滑らせてこけそうになったけどね!(オチ付きかよ!)


てな、ことで、もーいっぺん言っておこ。



粟根ヲタなら行け!!!!



以上。