IZOやら、宴会やら、三重やら、我が家停電やら

色々あった三日間でした
怒涛って事ばイコール、今週末と言い換えられる位なのですが、まあ、ものすごおおく楽しかった!!!
とりあえず無事帰ってきました!
向こうで会った皆様も、本当にありがとー!!

晶っこさんの超絶男前な歌に酔いしれ、ドSさん(心からの称号)のTEKKENに熱狂、ドMさん(心からの称号その2)のトボけた顔での奴隷トークにぎゅっと胸をわし掴まれ、Oねーさんの豊富な知識と分かりやすい知的説明から雪崩を打つようなハイテンション酔っぱトークを堪能し、ひーひーゆいながら帰宅。

そいで、ユッキーinかっさらい三重にて「鳥羽水族館」&「伊勢神宮」の三重観光スポットめぐりを敢行。
アシカショー&セイウチショーにてうっかり爆笑し、「エンタの神様とどっちのが面白い?」との質問に「こっち!」の言葉を頂いて、ヤッホー!と三重県民として純粋に喜び
あと、三重の名産を、色々食していただけたのも良かったーvv
三重は、何が自慢って、やっぱ食べ物になってきて、格別何が凄い有名とかってそれこそ「松坂牛」とか「伊勢えび」とかになってくると思うんですけど「料理名」じゃなくて「素材名」が有名である事が示すように、とにっかく海の幸、山の幸共に、素材が凄くいいの!
素材が、そのまま、余り手を加えずとも美味しいの!
焼くだけとかで、充分んまい!

んで、今日は、ほんとに、一日、色んなトコ巡って、伊勢神宮の説明とか大雑把に「まぁ、ここが総本山だから! あと、式年遷宮ってのがあって、20年毎に建物建て直すの! 古い建物だと危ないからね!」というような、もう、由来も何も、分かっちゃいない人間の説明を繰り返し、「なんていい加減なガイドだ!」と呆れられつつも無事終了。

んはは、色々写真取ったので、そのうちアップできたらいいね☆(最近の自分の傾向を鑑みて、他人事な言い方をせざる得ないのよねぃ!)

あ、あと、ユッキーが我が家宿泊の際、今までにない停電が発生。
もう、笑えるような停電具合で、ブレーカーが落ちたとかそういうのじゃなくて、外付けのヒューズが切れちゃって、ゆっきーを暗闇の中で一人延々とり残し続けたのも良い思い出です☆
最後、あんまり寒くなってきたら、お湯で湯たんぽして寝たもの!
翌日早起きしなきゃいけないから、二人で湯たんぽ抱えて寝てたもの!
家族もおおわらわの中、おこたで、連日の疲れに負けて、ひよひよと眠っておったゆっきーさんに、申し訳ない!!と思いつつも、色んなこと含めて楽しい三日間でした★
コレに懲りずにまた三重においでませー!

んで、以下IZO感想少しだけ
もう、明後日千秋楽だし、大してネタバレめいたこと書きませんが一応隠します




昔、トリビアの泉という番組で、狼が鳴いている声をバウリンガルで録ってみたところ「寂しいよ 誰かいないの?」と鳴いていたんだそうです。

孤独で鳴く犬。

以蔵の声は、狼にも似ていました。
寂しいと鳴く声のように思えました。

魂の慟哭のような孤独の声を聞いた気がしました。

天が時代ってえんなら、以蔵ってぇのは、徹頭徹尾天に見捨てられた男やったんやねぇ。
自分の天にも、時代にも。

森田君は、寂しいと鳴く声が、本当に似合う男でした。
削げるような、孤独であることをヨシとするような、そんな強さはなく、ただ、寂しい、寂しいと人を求めながら、誰かを求めながら、ぬくもりを探しながら、一番傍にある一番大事なものに、取り返しが付かなくなるときまで気付けなかった。
寂しい芝居だったと思います。
心底、私は寂しくなった。

目が卑しくなったといわれる男の、ドン底の寂しさを想う。

黄色い花の降る下で、「山を見ちょればよかった」と呟く彼の顔は美しくて、美しくて、未来の幸福を願う声が、やっと、他者の幸せを、自分の関わらぬ世界の幸福を祈る声が、清らかさに満ちていて、あの瞬間「自分と、先生」だけの世界から、やっと、以蔵さんは抜け出せたのだなと、世界を壊せたのだなと思って余計に切なくなりました。

世界は、広いんだよ、以蔵さん
狭い世界だけで、幸福になれるのならば、世界なんて広がらなくても構わないのだけどね、貴方の川は海には繋がってなかったのだから、早く、船を下りればよかったね。
自分の足で、土を踏んで、歩いてみればよかったのにね。

切ないお話でした。
寂しいお話でした。
酷く孤独な犬の話でした。

巧くいえないけど、それでも、黄色い花の雨が、最後に降り注いだことを、酷く、幸福に思います。
海は見れずとも、山は見えるよ。
黄色い花が降るよ。

以蔵さんは、最後の最後、幸せを目に一杯焼き付けて、逝ったのだと私は思います。