週末あれこれ

油断すると書いてないなー!と思い、「怠けてた!」と自分の額を打つのですが、そもそも、「文章を書かない」=「怠け」という認識をする自体が私個人に関して言えば「違うだろう!」と怒ってみたり。
書く事が、自分にとっては「快」であるという認識をなくしてはならん!とか、言い聞かせつつ情報過多な週末あれこれ。

・蜻蛉峠
幕開いてます! 幕開いてます!
ぎえー! 情報、ネタバレにならん程度に、収集しつつも、大変ドキドキ。
一ヶ月先にMY初演控えてる身ですので、ブルブルしながら待つ予定です。
お、おおお、おお、さ、流石先生…(最早祈りの口調で)

あと、「蛮幽鬼」! 秋公演情報頂きまして、ありがとうございます!と御礼
キャスティング、上川&堺&稲森&早乙女という、新感線以外ではお目にかかれなそうな顔合わせに「どうするの? どうなるの?」と今から身震い。
しかし、古田さんが出ないのは、残念と言わざるを得ないよ!
このキャスティングに、うちの母上様が「チケットとって!」とまさかの新感線初観劇宣言をかましまして、正直青ざめています。
母が行くなら父もとなって、こうなってくると、面白い公演でありますように!!と祈りまくり。
なんだろう? このプレッシャーは!
友人や、家族が新感線を見るとなると、妙に緊張するのは「自らが好むものを」を人に見せるという事は、そのまま「自分センス」を相手に公開するのと同じ意味を持つからでしょうか?
自分さえ楽しんでいればいいというのとはまた違う「面白くあってくれ!」と祈るこの心境の複雑さに翻弄されつつ、今は、まだ、蜻蛉峠の事だけを考えていたいなー!とも思っています。

畜生、堺マサトめ! おまいのせいで、母が! 母がー!!(母は堺さんファン) 


翌日はUSJ行くのー!とまだ先の話なのに、予定を決め始めていて、秋の家族レジャーの責任を担っているような、そんな心境なのです。


・買い物あれこれ

天下無双のテカリ女であるが故に、外出時化粧直しに狂乱していた私ではあるが(油断するとピカピカしてくるのです。 ていうか、油断してなくても、すぐピカります)先日基礎化粧品が切れたので、化粧カウンターで「テカるんです」と呟いたところ、ビジネスチャンスを逃す筈もないおねーさんに延々「テカリ防止策」をレクチャーされて、ウッカリ購入。

[rakuten:bi-sai:10014873:detail]

Tゾーンや、頬に有効!という事で、これで、グッバイ!テカリ!と言えるのかどうか、暫く動向を見守りたい。
あと、更にうっかり重ねて、アルビオンの朝用美容液も買うてしもうた…
だって、日焼け怖いんだもの!
くすみ怖いんだもの!!

[rakuten:retailer:10003969:detail]

本は、下記の三冊

告白

告白

三谷幸喜のありふれた生活7 ザ・マジックイヤー

三谷幸喜のありふれた生活7 ザ・マジックイヤー

毎日かあさん 5 黒潮家族編

毎日かあさん 5 黒潮家族編

気張らずに読めるものをとは思いつつ、「告白」に関しては読みたすぎて、辛抱たまらなくなったというのが実情。
面白い推理小説が読みたい!!という気持ちに背中を押されて、文庫化を待てなかった…!
そして、読み終わったよ!!
いやー!! すげかった! すげかった! すげかった!
私の好きな読後の悪さと、疾走感でした。
こっれは面白かったなー!
人間の底の浅さを、ここまで浮き彫りにしてくれるなんて、逆に爽快!
これが処女作って、ちょっと空恐ろしすぎる。
また、後日レビュります。


ヤッターマンを見てきた

え、えへへ、見てきちゃいました☆

とにかく言える事は、しこたま深キョンドロンジョが可愛かったよ!!という事だけです。
おすすめ!とも、やめとけ!とも言えないなー

まぁ、三池イズムが好きな人は、見て損はないかと。
んで、深キョンファンは、120%見たほうが良い!!と力強く言い切ります。


えーと、一応以下ネタバレなんで、畳みます



阿部サダ大活躍でした!(ここでいきなり)

いやー、彼は凄いね!! インディジョーンズパロで登場し、最後のボスも兼任して、出番の割にはかなりのキーパーソンやったと思います。
あと、生瀬@ボヤッキーも!
彼がいなきゃ、この映画成立してなかった!と断言
荒唐無稽な世界の中で、荒唐無稽を成立させる説得力が流石すぎる。
生瀬さんじゃなきゃ無理!とすら言える、磐石の「荒唐無稽」っぷり!
この二人がいなかったらと思うと身震いが止まりません!!!という訳で、えーと、振りかぶって「筋のない不条理映画」です。
ヤッターマンのアニメが好きな人なら、「そうそうこの感じ!」ってなりそうな気もします。
ふざけてて、パロ満載で、筋がなくて、とりあえずお約束の連続。

「豚もおだてりゃ木に登る」やら、「ぽちっとな!」やら「やぁっておしまい!」やら、「勝利のポーズ! ヤッターヤッターヤッターマン!」を大真面目に大人がやる姿を、大真面目に「ヤッターマンだ!」と受け止められる心の強さが必要です。
ここで、気恥かしさや、ヒく気持ちを覚えたらアウツ! 無理です! 映画の世界にははまれません、YES! 私は無理でした!!

だ、だだだだってー!!(ぶるぶるぶる)

笑いもね、三池笑いなものだから、所謂漫画なんですけど、笑いどころ? 自分でさぐれよ!な、投げっぱなしジャーマンな笑いが多くて、戸惑ってしまったり。
人がどかーん!と吹っ飛んだり、お色気攻撃に鼻血が出たり、ずるっとずっこけてみたりという、まぁ、そういう受け止め難い笑いどころに、日本人としては素直に「あわあわ」するしかなく、正直全編あわあわしとるうちに終わってました!な映画だったような気がします。

うぇぇ、いや、でも、深キョンドロンジョを目当てにいった、不埒な心境も否定できないので、とにかく、ドロンジョが死ぬほど可愛かったよー!!とは、御伝えできます。
ふんとに可愛かった。
激可愛かった。
完璧可愛かった。
何もかも、全部可愛かった。

芝居の善し悪しなんざ、こんだけ可愛いとどうでもよくなんのねー!というのを実感。

ドロンボー三人組は何だかみんな可愛くて、ドロンジョ様が腰に手を当てたり、拳を胸の前で固めて「きー!」って悔しがったり、その両隣で、ボヤッキーと、トンズラーがあわあわしてて、まぁ、そういうのを実写で見たという、満足感はあったような気がします。
特にダンスが!!
ドロンボー三人組ダンスが可愛い!!
「頭は冴えてるよ♪」「へいへへ〜い!」「アイデアばっちりよ♪」「へいへへ〜い!」のくだりが可愛すぎる!
ふかきょんの、語尾上がりの「よ」が素敵なの!
これは、心底可愛い!! マジ可愛い!!
まぁ、ていうか、画面占有率、どっちかっていうと、ドロンボー達のが割合多かったような気がするし、主役、ドロンジョ様だったしね☆

あと、適度なお色気とかもね! 三池っぽくもあり、タイムボカンシリーズっぽくもありました。
深キョンのお風呂シーンとか、お仕置きで、シャワーを浴びせられて、裸を披露させられる感じとか、真っ白な太ももをむき出しにさせられて、ガンちゃんに毒を吸い出される教授の娘@岡本杏理とか、ピンクのつなぎ姿が妙に色っぽいアイちゃんとか、女性型のドロンボーメカが蟻の小型メカに倒されるシーンとか、受け取る人によって様々でしょうが、私は家族で見るにはちょっと気まずいかな?位のエロスを感じましたね。
子供連れてくのちょっと躊躇するレベルだと思うし、逆に、この映画で性の目覚めを味わう小学生男子がいてもおかしくないかなー?と思ったり。

とにかく女性の登場人物が、みんな虐げられまくってて、三池の暴力嗜好を、女性キャラの扱いに見出してしまった私は決して穿ちすぎではないはず!
特に教授の娘がね! ヤッターマンにも然程守られず、殴られ、蹴られ、吹っ飛ばされ、鼻血を吹いてメカから振り落とされそうになり、必死にしがみ付き、最後は最早無敵!な、異次元人物になっていたところが三池シュールリアリズム!!と、慄き。
漫画を実写でやった時、実際の人物だったら、漫画どおりだとこうなっちゃうよね?みたいな部分も見せてきて(移動するメカの中で酔いまくりとか、移動中のポーズを、どれだけ疲労困憊で眠気に襲われても意地でも維持するとか)その癖、やっぱり漫画!な不条理具合も散見し、これは徹底的に「茶化す」話なんだなと納得。
最後に、ヤッターマン一号、二号が二人合わせて「ハートマーク」になって敵を倒す様も「これは、三池シュール、これは三池の漫画シュール」と思えば頷けて、お約束を、お約束と受け止められる認識がまず、最初に必要なんだな!と思いました。
子供が見ると、また違うのかもしれないけどねーーん!

CG駆使しまくりで、今の時代だからこそ出来た実写化なのだろうし、これがヤッターマンの映画化としてはベストかな?という気もするのですが、私としては、家でレンタルビデオで見るのが丁度良いかもという位の感想。

新感線好きっことしては「憎めない悪役三人組」(敵は敵グループで、凄くなかよし!というのも、セオリーの中にある)ええもんと悪いもんがきっちり分かれてる、派手なCGに秘密兵器満載、そして女は可愛く、男は阿呆な世界観は、好みの部類に属するのですが、正直、筋のなさすぎなところと、笑いどころがつかめなかった部分で、うーんと唸るに止めておきたいと思います

でも、深キョンは可愛かった!!

あーーーーれは、しこたま可愛かった!!