マ、マイケルが来てた…

うあー、なんかさー、色々さー、ネタにされるのもさー、世界中で揶揄されるのもさー、あの人が、象徴としての存在までに上り詰めているからなのだよねー。
共通言語となっているからこその、存在感。

マイケル・ジャクソンという名前で、全てが通じるという事。

怯えているように自分が受け入れられるかどうかを計るように、何度も、何度も、「優しくしてくれてありがとう」「暖かく迎え入れてくれてありがとう」という意図の言葉を述べ、人の正面を向いてしゃべれない、そんな姿すら、スターとしての宿命を感じました。

誰も、あの人を目の前にして、あの人と向かい合って、あの人に冷たく出来る人なんていないと思うのになぁ。
あの人に圧倒されるばかりだと思うのになぁ。
それでも、あれほどまでに自由で、だのに、臆病で、魅入られる。
ほんとに。

レベルが違うな。

や、何と比べてとかじゃなくて、あの人はレベルの違う場所にいる。
怖いわ。
あの人、微塵も傲慢じゃなかった。
あすこまで行くと、あのようになるのか。
あの人が立つステージと言うのは、あの境地にあるのか。
だったら、人は有名になりすぎないほうがいい。
神様に愛されすぎない方が良い。

スマップは、どう思ったのだろう。
聞きたい。
凄く。
本心の言葉を聞きたい。

呑まれるばかりの子供に成り果てるスマップなんて、もう、金輪際見れる事はないのだろうと思うくらいの、飲まれっぷりでした。
言葉を見失う中居さんなど初めて見た。
ぽかーんと五人口を開いて、マイケルという存在を真ん中に置いたまま、色んな人のところをキョロキョロ観て、何を聞けば良いのか分からなくなって、ああ、子供だと、五人の子供がヒーローを目の前にして、呆然としてしまっていると確信。
みんな落ち着きなくなってさ、ウロウロしたり、キョドキョドしたり、剛は、もうどうしていいのやら、マイケルを見つめるばかりで、ああ、分かると、本当にFANの人を目の前にしたとき、自分を失ってしまうものだと思ったり。
偶像崇拝でよいじゃないか。
あんなに子供になれるのなら。
慄いて、呑まれて、翻弄されて、スマップはきっと、ああいう風にもう、中々溺れる事の出来ない人たちだと思うから、本当に贅沢で、ありえないドッキリを見せてもらいました。
あっぷあっぷと呼吸にすら苦しむスマのさまに、私も胸が苦しいような心地になったり。

マイケル・ジャクソン

こうやって、名前を書くだけで、非現実的だもんなぁ。

人間だとは思えない、生きた伝説の代名詞。

マイケルが、中居さんに「手が美しい」と褒められた時の笑顔が目に焼きついている。
なんだか、あの笑顔が切なくなった。

で、マイケルさんは、伝説らしく、剛には割り印のサインを、中居さんには「TAKAI」と書かれたサインをお残しになって颯爽と去っていかれたわけなのですが、あの後のスマの脱力感ったらなかったな。
スタジオで、みながぐったりしてる姿も、もう、滅多に見れないものではあったのですが、それに輪を掛けての楽屋トーク
呑みに行けば良い!!と切望したのは私だけではないはず。

マイケルジャクソンに会った夜ならば、どんな奇跡だって起こるでしょう。
五人で飲むスマの姿を思い浮かべ、これも、伝説っちゃあ、伝説だよなぁとか考えてしまうのでした。


さて、えっと、昨日の日記に対しまして、ご心配のお言葉下さいました方、本当にありがとうございます!!

私自身は、一つも怪我なく、ほんとに、これで車と接触事故を起こすのも三度目なのですが、そのどれもが無事に過ごせて参った事は、運が良いからに他ならないのですが、平気に毎日過ごせています。
暖かなお言葉をいただけて、凄くうれしくて、ネットを通じて優しい人たちに知り合えた事の喜びを噛み締めさせて頂きました。
心からの感謝の言葉述べさせていただきたいと思います。
本当にありがとうございました!