宝くじ買っちゃった…

ゆっきーに教えてもらったbonobosさんと、キリンジさんの曲を毎日聞いている。
歌詞を息を詰めて聞いて、それからは、帰宅後に膝を抱えて、全くの無音にしてぼんやりと聞き入っている。

私と言う人間は、音楽と言うものへの造詣が圧倒的に浅いのだけれども(なので、CDを一気買いする粟根氏とは、もう、感受性の形が違うのだなと思うね! 呼吸をするように音楽を摂取する人もいれば、全く必要としない人間もいるわけで、私は自分の器の狭さゆえに音楽を呼吸に出来ないのだなぁと思う)教えてもらった音がとても気持ちが良かったので、呼吸するようにではなく、きちんと「聞こう」と思うて聞いていた。
襟を正すという奴だ。
襟を正して聞く音楽。
キンンジさんのお歌は、切なうて、優しいて、染みる。
染み入ってく声と曲にゆらゆら身体を揺らしている。
bonobosさんは、技巧的に原始で、素敵だ。
一緒に、わぉわぉなりたくなる。

音楽と言うものは理解するものではないのだろうけど、言葉にしたくなるのは私の性分みたいなもので、「こんなみたい。 あんなみたい」と思いながら、友達に教えてもらった音楽を聞く夜。

二十歳を過ぎ、人間関係に、もうこれ以上それ程の変化はないだろうと思うていたのに、ユッキーとは、本当にこんなに仲良くなれて凄く嬉しい(と勝手に、仲良し気分になっている)
友達が増えるというのは、良いことですね!
学生時代、それはもう学校が変わるたび、クラスが変わるたびに普通に行われていた「友達作り」という奴が、こうやって社会に出ると、なかなか困難になって(それはある程度嗜好や、思考が確立されているので、受け入れられる人間の範囲が狭まっているというのも要因であるし、単純に自由な時間が少なくなったというのもあると思う)だからこそ、こうやって浮かれてもいるのだろう。
先週、ユッキーとチャットをしつつ、スマスマを一緒に見て、ものすごーく楽しかったのだが、同時に、久しぶりの感覚だー!!とはしゃいでみたり。
人間関係を、冷静さの欠片もなく、感情のみでただ、楽しく楽しく、構築しているかのような、この計算のなさは、思いの外無邪気な形をしていて、好きだとか、楽しいとか、うれしいとかと言うのは、本来こういう打算のない形をしているものなのだなぁと思う。
人間関係において、お互いに「メリット」が必要である事はわかるのだけれども、どうなのだろう?
友人同士でも、恋人同士でも「これは、私にとって利益のある関係性だ」と計算しながら結びつくものって殆どないんじゃないだろうか?
もしくは、最初は打算があったとしても、仲良くなれば、そういう思いって頭の中から消えるものじゃないだろうか?
お芝居というものを通して、こうやって出来上がる出会いもあって、人間寄り道のように思える物事、出来事が、結局は大きなプラスになるものだなぁと、これもユッキーに教えてもらったバナナマンのコントの言葉なんだけど、どんだけみっともなくて、ださくて、情けなくて、恥ずかしくても「この世には、無駄なことなんて何一つ無いのです!!」ってことなのですねー!
と、また、一つ、勉強に。
日々是精進であり、学びなのでゲス。(綺麗ごとを言ってるっぽいので、松尾スズキ氏の勧めにしたがって、語尾にゲスつけとこ)


しっかし、近頃驚くべきほどに眠たくて仕方がない。
やりたい事に体が追いついていかない。
今日はまだ、大丈夫なので、テコテコ日記だけ書き始めてみる。
テレビには、先週撮った「下北サンデーズ」が流れていて、ただ今ケラさんに「食べるな」と叱られた。
食欲が創作意欲を殺ぐ事はないけれども、睡眠欲と、疲労感、不安感はいかんね。
書けなくなる。
想像力が働かなくなる。
その上、今まで、こう、一足飛びにという言い方は変なのですが、あまり思考をせずに書けていた感想文と言うものに、大層手間取っている。
そうです。

父帰る・屋上の狂人」

これを、文章にして感想に残すというのが大層難しい。
椿姫は、ちゃんと書けたのになぁ。
ううむ、行き詰る。
どれだけ書いても書いても追いつけない気がする。
自分の感情に、自分の言葉で追いつけないというのは、凄く不思議だ。
何とかなりそうではあるのだが、予定していた時よりずっと遅れていて、したがって、他の文章も軒並み遅れており、何しろ焦っているのですが、その上、あれだ、HDDには26時間テレビ、手元にはずっと見たかった色んな映像があり、しかも日本沈没公開である。
もう、時間がどれだけあっても足りない。
ていうか、私の気持ちがそこまで浮上してる時が少ない!
もう!
ほんとに!
毎日、仕事のせいで落ち着かず、しかも、今、結構最悪!!な状況に陥りつつあって、現実逃避のために、今日、とうとうサマージャンボ宝くじを買ってしまった。

当たればー、いいねーーー(虚ろな目で)

もー、したらね、したらね、その日のうちに辞表を叩きつけてやる!!とかって、誰にともなく息巻きつつ、今夜も明日の仕事の準備をするのです。

働かねば……。