東京での過ごし方 その1

momizipart22006-09-19

東京から帰って、翌日祝日ながらもお仕事がむばってー、んで、今まで、怒涛の日々を虚ろに過ごしていたのですが、今日は、無事帰ってきました報告をちょろりと!(そして、なおみさん、メールありがとーございますー!!! うあーん、お目々から、しょっぱいお水が流れましたよ。 うう、弱ってる女でスイマセン!! また、メールしますー!)

おおお、東京にゆくと、いつも楽しい事が盛りだくさんなものだから私は本気の声で「もー、かえりたくなーい」と言ってしまうのですが、今回もオフ会にキラキラ向かわれる皆様にお別れを告げて帰ってくるのがほんとに、ほんとに辛くて仕方がなかったです!

幹事をなさっているつらら様は本当に偉い人だと思う。
揶揄でなく、心から尊敬しますね。
あれほどの個性豊かな大人数を、おおらかに、だのに細やかな心遣いを持って導き、楽しませ、一緒になって楽しむ。
今回で、幹事の役目はとりあえずお休みなさるそうですが、本当に楽しい時間ありがとうございましたと心から御礼。
また、劇場でお会いできた時には色々よろしくお願いいたしまっす!!

さて、東京ですよ、東京。
えとね、えとね、前回ね、色々やっちゃって、うわーんってなって、おおお、私ってちょっとおバカさんなのかもしれないとか思ったりもしたのですが、ふと思い起こせば、こうやって芝居を通じてお知り合いの方を増やす以前は、一人で芝居見て、ご飯食べて宿に泊まって、周辺のスポットを巡ったりもして、結構旅上手といいますか、そりゃ適当に歩いて道に迷う事もありますが、致命的な失敗はない人だったし、大体、アレだ、私も、ネタを作りに旅に出るのではなく、粟根氏及びツヨシを愛でに旅に出る事の多い昨今、目的が変わってしまっては堪らんとしっかり気を引き締めて、東京に向かいました、わぁ、新宿のフルーツパーラー高野のトイレに携帯忘れたーーー!!(速攻)

いやいや、さりとて、ちゃんと、あれよ? 取り戻してきたよ? 人の並ぶトイレの列掻き分けて、エイトフォーに似た携帯を!
だいじょーぶ、だいじょーぶ、今回は何の失敗もなかったから!とゆーことで、えと、芝居感想レポが溜まり過ぎていて、遠い目にならざる得ない状況にとりあえず、旅レポだけ日記としてさっさと書いちゃう事にしましたー。

えーと、一日目(16日)は、ゆっきーさん、ももんがさん、美少女と遊ぶ約束をしていたので、私はりきって、黒いワンピースと花の模様の入った黒いストッキングを履いて、ノーメイクという、ジャージにノーメイクよりも悲惨な状況のまま15日の夜は夜行バスに乗り込んでおりました。
上司も流石に、あれだけ懇願しておいたので、あっきらかに浮かれ、はしゃぎ、周りの空気がビュンビュントんじゃってる私を阻む事は出来ず、夜行バスに乗り込みます。
行きにも関わらず、ウンウン唸りながらでないと運べない荷物を、てーいとバスの荷台に載せて一安心。
これで私は身軽ガール!!と喜んだ瞬間、カーブを曲がるバス。
荷台から転がり落ちる荷物。
お世話になるお家へと持っていく為の紙袋が、ガサッ!と落ちて、見事私の頭の上に着地!って、痛い!!
しかも、中に入っていた箱の角のとこが間違いなくHITした!
カツッ!って、微妙に人体から出てはならない系の硬質な音がした!!
もう、椅子に座るか座らないかのうちに、荷物の逆襲を受け、思わずその場に蹲ったのですが、とはいえ、こんな所でうずくまっていると衣装が衣装なので(黒ワンピ)そのフォルムだけならば、ちょっとしたゴシックホラー!となってしまうと、慌てて立ち上がり、紙袋をこんどはきちんと荷台に押し込んで漸く一息。
えーと、でね、私って、ほら、こう、ナイーブっていうの? こう、繊細な性質なもんで、いつもは足元広めの寝台車でバスに乗ってるんだけど、今回は三連休前とゆーことで、バスが取れず、泣く泣くスタンダードタイプのバスに乗り込むことになってしまって、ワタチ眠れるかしらー?とか不安感に苛まれたのですが、なんか、乗り込んで三秒位で眠ってまして、自分の色んな意味での頑健さにむしろ、がっかり。
まぁ、夜行バスの性質上、目覚めれば、そこは東京!ってことでね、私は、狭い座席に身を縮こまらせながら、窓から差し込む朝日に目を細め、「さ、今日からは浮世を忘れて、楽しむぞ!」と気合を入れ、身を起こせば、そこは、渋滞でした。
トンネルを抜ければ雪国であるように、目覚めれば渋滞。
さすが東京渋滞天国。
そっからは、もー、車、車、車で、うわー、東京モーターショーだー!って違うよ!
とりあえず、バスの中で適当に化粧し、髪の毛は手ぐしで整え、到着時間から大幅に遅れまして、それでも、何とか新宿駅に降り立ち、そして暫し呆然。
あ、そうだよ、待ち合わせ場所に行かなきゃ!! えっと、南東口、南東口、と思いつつ、降ろされたのが西口だったので、この前ももんがさんがしなさったように(そして南口と東口を間違えなさった時のように)駅の周りをぐるりと回れば南東口に着くはず!!と思い、鬼のように重い荷物を両腕に下げながら駅の周りをぐるぐる歩き、途中、川原さんみたいな格好をした男二人組み(この、川原さんみたいな格好という言葉だけで、どういう職種の人たちか伝わると信じている私が怖い)に囲まれ「凄い荷物だねぇー。 旅行帰り?」と問われるも、「あ、今から旅行です」と答えた瞬間に、相手にならぬと思われたのか、物凄い冷めた表情をされて「がんばって」とか、凄い平坦な声で言われて、去られる。
こっちに声をかけてきた時との表情の差異に、一瞬トラウマになりかけるも、そんな虎と馬と戯れている暇はみじんこ程もないわけで、「南東口、南東口」とぶつぶつ呟きながらようやく、「ひみつ学会」の際に見慣れた階段の前に到着。(その際、ここは南東口でなくて、東南口だよと懇切丁寧な説明を受ける)
私達四人は朝ごはんを一緒に食す約束を交わしており、その朝食は「フレッシュネスバーガー」(ぷっすまにも出たよね?)でいただく事にしていたのですが、このバーガーショップの名前を忘却の彼方においやっていた私は、ユッキーさんから電話をいただいた際に、「フイッシュネスバーガーって何処ーー?」と問いかける始末。
あと、漸くお会いできた美少女とユッキーに対し、フレッシュネスバーガーを、フィットネスバーガーといい間違えて、サミーさんが通い倒しそうな店名だねぇという一連のお約束の流れを見事に踏襲し、漸く朝食タイム!

おなかすいて、死ぬかと思った!!

四人女子の中でもっとも体格的にもゴッツイ私ですので、もー気持ちとしては「バーガーもりもり食っちゃうよー?」とワクワク。
ただ、フレッシュネスバーガーさんは、ドリンクがどうも酸っぱい系が多くて、この前入った際にも、大変酸っぱい飲料を間違えて頼んでしまい、喉に大打撃を受け、今回も前回の出来事を踏まえたりとか省みたりとか、一切出来ない私は生絞りオレンジジュースを注文。

おおぅ、酸っぱい!けど、前の飲み物よりマシ!!
あれ、何の飲み物だっけなー?
すんごい酸っぱいの!
基本甘酸っぱい飲み物大好きなのですが、それは、ほんとに「ひー!」ってなりました。
皆さんもお気をつけて!

で、スモールサイズのかわゆいバーガーを食みつつ(そして、トイレで下着を透けないようにするためのペチコートをうっかり下着のゴムに挟んでしまい、めくれあがってて、うっすらパンツ丸見えになりつつ)四人で色んなお喋りに興じます(8割粟根話)

そんでね、そんでね、この先もずーーーっと気になってたんだけどね、美少女ったら、こう、森の動物を見ているような、温度で言うと38度位のお湯的ぬるま湯な眼差しで、駄目な大人三人を眺めていて(特に私を眺める時にぬるま湯っぷりったらなかったね!! もう、ほんっとーに、ムツゴロウさんが動物を見るよりも多分優しい目をしていた!)この美少女がこの先大人三人を牽引し、導き、救ってゆくのですが、もう、ほんとにね、私も、もう少ししっかりしなきゃいけない!と、ちょと思いましたよ!
どうにもこうにも、他人を頼りすぎな性質で、ほんと今回は美少女に頼りきり、やれ、道が分からない、やれ、切符はどう買うのだ、やれ、あの無料配布しているクリアファイルは欲しいけどチラシはいらない、やれ鞄が小さいから芝居のチラシも入んないとね、もう、全部美少女頼り。
美少女は、美少女でしっかり者さんだから、それに対して至れり尽くせりな回答をしてくれるのですが、考えてみれば美少女は18歳。
私との年齢差は、五歳。
未成年です。
未成年に、もたれっきりなのです。
おおおお、これはいかん。
これは、幾らムツゴロウ的な眼差しを有する美少女といえど、負担になる。
追い詰めてしまう。
大の大人がこんなに依存していてはいかん!!と思えど、東京の街でひとり歩けば、二秒で迷う私ですので、「すまんのう」と老人ホーマーな気持ちになりつつ引率の美少女の後ろを大人しくついていきます。
美少女が専属で面倒を見ているももんがさん(この表現おかしいと思いつつも、間違ってないと確信)などは、美少女の隣を颯爽と歩いており、まるで「自分もしっかりした子」のやうな顔をしていますが、私は騙されません。
ゆっきーは、「東京は、すごいねー」と人ごみの多さに、のほほんとした口調で呟きつつも、
ちゃんと駅乗り換えも理解しているし、道にも迷わないし、私だけがもたもたと、ふらつきつつも、四人の第一の目的地パスタショップへ。
このために、バーガーをスモールサイズにしたのさvって事で、前回スマコンで東京に来た際に食べ損ねたゴルゴンゾーラを三人で頂きますv(写真参照)
これがねー、美味しかったの!!
濃厚でね、ブルーチーズの強烈なチーズの味に暫し陶然。
チーズが苦手な人には拷問レベルの味ではありますが(しかし、チーズ嫌いな人間がゴルゴンゾーラを頼むまい)や、ほんとにチーズの美味しさが凄くよく分かる濃厚なパスタで、うん、そうね、そうよねー。
昔からそうだったし、何度も、何度も、何度も、芝居レポとかでも書いてるけどさー、クリームパスタは、あのお腹が膨れるのよ。
途中までね、お腹が一杯になっちゃったらしいももんがさんに「ほら、パフェの時も言ったけどさぁ、大人なんだから最後まで食べなきゃだめでちゅよー?」とか「残しちゃいけませんよ!」とか言ってたけど、後半「ももんがさん、無理はよくないよ。 お腹一杯な時は自然に身を任せてもいいとおもうよ?」とかしきりに言い募る始末。
うん、一緒に出た塩味の美味しいパンを、こう間に挟んで食べ進んでった訳ですが、結局最後ちょっと残しちゃって、それが残念。
おおう、食べ物を残したくないのに!!(でも、ももんがさんもパン残した! ぱーんーのーこーしーたーー!!)

てな訳で、東京到着後ハンバーガー、パスタと、おもっくそ食べる事のみに邁進している私ではございますが、今日の一大目的は、ジャニヲタの聖地「グローブ座」にて観劇ですの!(でも、スマはグローブ座で芝居をしないので、今回がグローブ座行くの初めてなのさ!)

という事で、一日目の前半のみですが、今日はここまで。
この後合流したこはるさん(ゆっきーの妹さん)含む五人を襲う、厳しい時間との戦い、お芝居感想を言い合う焦燥感、サミーさんの目が夢見る乙女状態に変化していた様子などはまた次回!

ではでは、momiziでしたー