東京での日々 一日目、二日目

東京から帰って沈黙の戦艦状態になってしまっていたのですが、何とか記憶のあるうちに吐き出しちゃいたいと思います!って事で、東京での日々ーーー!


18日 海辺のイベント会場に向かう。 新橋にあるスパにてがっつり汗を流し、ゆっきーさん、Nみさんとも無事会えて、会場で頑張っているチチ・アヤノちゃんにご挨拶に。

「あー、しまった、私手ぶらだー」
「そう、私も、何かお菓子でもと思ったんだけど、買う暇なくてー」
「でも、今日はほんと曇りでよかったね〜」

のほほんとそんな会話をかわしつつ、Nみさんが、夏の最中一服の清涼剤となるような涼やかな微笑を浮かべつつ「私、この前のイベントでアヤノさんにご挨拶に伺った時色々お話させていただきたかったのだけど、凄く緊張しちゃって、怖くて逃げるみたいに立ち去っちゃったのよね〜」と仰られ、「確かに、アヤノさんってスーパーモデルだし、ドキドキしますよね〜」等と言いつつ、スペースに伺ってみたところ、

ふ、増えとるがなーーーーー!!

スーパーモデル分裂しとった!!!

ふ、二人おった!
スーパーモデルが二人おった!

アヤノさんのみならず、相方のえむこさんもマリエに超そっくりな(ていうか、一瞬「マリエが、まさか、このような活動を!」って慄いた!)どちらも日本人離れした風貌なので、何語で話しかければ良いのか、やはりフランス語なのか、御本はフランス語で書かれていた場合エキサイトの翻訳機で翻訳しきれるのか、そこまでの混乱の最中、確かにこの二人が並んでおったら緊張する! 近寄り難い!! ばか!! 等と理不尽な結論にまで達しつつ、恐る恐る「すいませ〜ん」とお声掛け。
その瞬間、フランス人ではありえない気安さでお話していただけまして、「おお、よかった、よかった」等と思いつつ、アヤノさんが、「あ、そうだ! Bさんが、momiziさんいらしたら紹介して欲しいと仰ってたので、一緒に行きましょう!」と立ち上がり、その背の高さに圧倒された後、お伺いした名前に汗がだーー!っと流れる。
やー、もー、あの時は、本気で混乱したなー! 汗が、ぶわあああって、ほんと滝みたいになるの!
ゴロゴ!! 俺、ゴロゴ13!!とかって、懐かしいスマスマコントまんまの状態になりながら、最初のご挨拶をどう言えば良いのか?!という事すらうまく思いつけなくなってしまったり。
余りにも好きな人すぎての汗なのですが、これがもう、面白いくらいに流れて、流れて、テンパって、テンパって、アヤノさんの後をついてあるきながらすでに涙目に。

その後、Bさんと初めて直接お会いする事が叶ったのですが、もう私何言ってたか一切思い出せないんですよう。
言葉よりも如実な動揺の証が全身から滲んだ
Bさんから見ても、私の汗の状況は異常やったらしく「汗が?! momiziさん、汗が?!」と心配していただいて、「いいんです、私の水分の80%はここに置いていきます。 つまり死にます! 消えます! 消滅します!」という極限状態の中、本来ならば私が何か差入れをする立場であるのにみかんの飴を頂いてしまい(余談だが、翌日アヤノさん、えむこさん、ゆっきーとの昼食会の際、えむこさんと「どっちがBさんの事を好きか!」という不毛な争いが生じ、「飴貰ったもんね!」と自慢したところ「私も貰ったもん!」と言い返されてしまう)大変恐縮しつつ、何とかご挨拶を終えた後、完全に虚脱状態に。
ずっと待ち望んでいた邂逅を果したが故に抜け殻になりながら「あんなに創作される作品が素敵なのだから、もうちょっと性格が悪かったり、綺麗じゃなかったりしても良いのに! 許されるのに!!!!」等と阿呆な事をのたまいつつ、よろよろとアヤノさんのSP前に戻ったところ、子供のような目をしたゆっきーさんに「置き去りにされた…」と責められ、パチンコに夢中になって駐車場に子供を置き去りにしてしまった母親の心境に陥ったり。
その後、アヤノさん、えむこさんとも別れ三人で会場をうろつき気になるSPを巡回後、冷やしうどんの昼食を頂き、あとは、ずうううううっと喋り倒して、その後、Nみさんとお別れして(また、是非お会いして色々お喋りしましょうね〜〜!!)阿佐ヶ谷へ。
途中、私が「こっち側が正解!」と断言後に反対車線に乗り、もうすぐ千葉!というトコまで流されて、慌てて待ち合わせしていた皆様に連絡を取ったところ、大変手馴れた対応をして頂き、ありがたいやら悲しいやらで泣けてきたところに追い討ちをかけるようにして、携帯の電気が切れて私の携帯が使用不可能になったり。
その事を含め、
そこで、机の下からニョロリと現れるO姐さんと美少女に驚愕しつつも、Kとこさんと、Mんがさんと滅茶苦茶美味しい中華に舌鼓を打ちつつ、今度はお芝居の話をたっくさんして、そのまま面白い喫茶店にも連れてってもらって、そこでまたくっちゃべって、喋り倒した挙句に、その日は解散!

二日目は、昨日お会いしたフランス人な二人とゆっきーさんと一緒に、おしゃれで美味しい蕎麦屋へ。
三重の地元では、蕎麦屋といえば、演歌が掛かり、引き戸のお店かチェーン店ばかりでしたので、さすが、東京赤坂ともいうべき圧巻のおされ具合に、圧倒されましたですよ。(ガラス張りだぜ? 入り口とか、フェイク入ってて、何処から入ればいいのやら、四人で右往左往だぜ?(おされというか欠陥))
炎天下の中、「溶ける…」のみで会話をかわし続けたのですが、蕎麦屋入った瞬間から宇宙突入(ゆっきー談)。
えむこちゃんとチチちゃんがフランス人ならば、私は間違いなくモンゴロイドな訳で、国境を越えまくった会談も、しんつよという共通言語をもってすれば、弾みに弾みまくり、結局、しんつよについて語り過ぎて、喉痛めました(実話)
三重に帰ってきてから、声がおかしい、おかしい。
なんか、渋くなってんの。
されど、この痛みならば! この痛みならば幸福!とかって、しんつよちゃんの愛らしさについて語る余り感極まって「可愛そうな子達!」と、泣き出すえむこちゃんに「えむこちゃん! えむこちゃんがかわいそう!」と微笑みながら告げ、「この先、二人の活動をより活発化させるため、っていうか、ぶっちゃけ近寄り難さの軽減の為に、次回イベントには面白メイクを施してくる事を提案する!」とかプロデュースしてみたり、「なんで、フランス人な顔に生まれて、毎日、鏡眺めて、剛が好きぞ?」と、多方面に向けて失礼な事を尋ねまくり、萌え吐き、萌え泣き、萌え宇宙を垣間見た後、結局結論として「剛こそ、美!」、「長生きしてこそ、剛ファン!」「最終的には、タモリを養父にしてしんつよを同じ墓に! 菩提寺にてイベント!」という病気も極まった結論に達してみたり。
その後、泣く泣く新幹線の時間の為にお別れなチチちゃんを見送った後、近所のしんつよゆかりの神社(と思い込むんだ!)にお参り。
一生懸命坂を登り、鳥居の連なる階段を登った先にあった、なんだかちょぼこい賽銭箱を「これが、御神体だよ!」とえむこちゃんが言い張るので、そこに書いてある神社拝詞を三人で声を揃えて唱え、チチちゃんの分も含めて二十円お賽銭を上げて「長生きできますように!」とのんのん。
その後、「ああ、これで安心!」と思った矢先、ユキオさんが「こっちに歩こう!」と指し進めた方に歩いたところ、立派な神社と、立派な賽銭箱があって、「えむこちゃんに騙された! 二十円詐欺られた!」と騒ぐ私と「ごめんようう〜〜!」と崩れ落ちるフランス人えむこ。
「お前なんか、フランス人で乗馬をしていたとしても、馬は実は、道産子だね!」等とモンゴロイドな理不尽を言いつつ、もう一度二十円お賽銭上げて、ちゃんとお祈り。
おみくじを引き「吉」という微妙な結果に、微妙に喜びつつ、神社からさらにえむこちゃんとゆっきーとでアンミラに入店し(なんか、とろとろのホットチョコレートの掛かったカスタードパイに、バニラアイスを乗っけてもらったんですけどね、ほら? 熱いチョコレートソースにアイス乗せて貰ったらさ、小学生の理科の授業とかでも習った気がするっていうか、自然の摂理で理解できると思うのですが、チョコ固まって、チョコレートソースを楽しみにしてたのに、固いチョコ&パイ!な状態になってしまって、どうして先を見通せない私?と悲しくなりました。 店員さんにも『この店勤めて、この組み合わせは二人目のご注文になります♪』とかゆわれてしもうたり。 できれば、やめた方がいいよ! アンミラのホットチョコカスタードパイにアイス乗せはね!!)さらに三時間ぶっ続けで喋り通して、計6時間喋りと降りた後、漸く解散と相成りました。
やーーー!!!! 楽しかったーー!!!
地元に剛ファン、しんつよファンいないのもあって、溜めに溜まった私の煩悩を全部吐き出させていただきました!!
フランス人コンビの煩悩も凄まじく、ぶつけあい、認め合いながら、最後は土手で寝転んで葉っぱを加えつつ近いあった友情は忘れません!
ゆっきーから後に、「凄いものを見た!」とゆっていただけた会談後はぐったりとなってしまい、ゆっきーの妹ご夫婦に教えていただいた美味しいカレー屋さんで夕食後、すぐにお休みだったのですが最終日はメインイベントの朗読劇が待ち受けていたのです!って事で今日は此処まで!
朗読劇の感想は明日(多分)書きますーー!