京都レポレポ 前編

momizipart22007-11-14

てな訳で宣言どおりの京都レポどす〜
隣の写真は嵐山で見かけたしんつよちゃん
よりそいあってあんまりにも幸せそうなので、みんなで「しんつよちゃんみたいだねぇ」と言い合いました


さぁて、そんな訳で旅レポ久しぶりなんでテンソンどんなんだったけなー?と思いつつも、とにかく文字が多くなるのは確かなので、時間がある時にでも覚悟を決めて読んでくらさいねー!
あと、アレだ、寝かせた効果てきめんで思っくそ、私色々な出来事を忘れました。
もー、凄いです、自身への若年性健忘症の疑いが年々濃くなくなっていく最中、本当に携帯に収まってる写真見ても何を撮っているのか一切分からない有り様で、これは篠山紀信の後継者として大注目を浴びている恐るべき私の才能が為す技なのか、それとも本気で脳みそが使い物にならなくなり始めているのか、戦々恐々としつつも、順番とか多分めっちゃくちゃなままに書き記したいと思います。
あの、なので、レポと銘打ってますけど、日記です。
超日記。 かなり個人的日記な上寄り道多いは、いろいろ妄想とかアバウトな感じで補ってるはで…えーと、もう、あの、夢物語とか、白昼夢そのくらいの感覚で読んでくださると、イラっとこずに済みます☆


さて、という事で、今回の京都は、私がたまったま親戚の結婚式のために京都に行っている日に、お誘いがきたという事で、アヤノちゃんえむこちゃんあゆみちゃんのお三方と、ホテルのラウンジで待ち合わせ!
私は待ち合わせ前に、一人朝から京都にいたので、東本願寺の方に駅から10分ほどでいけるところを、まぁ、この天賦の才ともいうべき方向音痴力を大発揮して、一時間かけてお参りしてきたのですが、やー、もー、ほんとに、東本願寺! 実は二度目で、前回は友人と「死刑囚が描いた絵とかの作品展」とかの開催時期に行き当たって、なんか新聞社の取材の人とかに、余程若い子が珍しいのか長々と捕まって写真を撮られたのですが、今回もやぁぁってくれたぜー! てことで、超工事中でしたっ!!
もー、凄い「安全第一」だし、ブルーシートだしで、風情ないことこの上なし!

↑ここが寺だと誰に分かろう!

↑外観も風情ねぇ〜〜!

個人的に、参拝前に鳩に仲良くえさをやっていたカップルが、帰り際に、鳩にたかられすぎて、「鳩の塊」的なものになってしまっていたのが、恐怖!って感じの最大の思い出になっており(あと、たくさんの女の人の髪が編みこまれた巨大な縄ね!って、これも恐怖!)その恐怖を引きずったまま「恋おち風」目指してラウンジへ突入です。

↑この向こうに悲劇のカップルが…!

とりあえず「恋おち」つったら、シャンパンっしょ!とか思いつつも昼間っから酒もなぁって事で、ノンアルコールシャンパン「アンペリアル」を注文。
ちなみにアンペリアルとは「皇帝」という意味らしく、おおお、社長っぽい! 高柳社長っぽい!と密かにガッツポーズってか、あと、ちゃんと告白すっと、注文した時はオイラ勿論、「アンペリアル」が「皇帝」っつう意味だったのも知らなかったし、そもそもシャンパンだってのも知ってなかったし、もっと言えばただ喉がかわいとったので、冷たいジュースが呑みたかっただけなんだけど、なんか結果的にテーマ恋おちを完遂できたので、自分で自分を褒める!

そんな感じで、とりあえず足を組み注文の品を待ちつつ、てけとーに指を顎の下辺りにあてて社長ポーズ。
無意味に周囲を見回し、「ふはは、庶民共が!」と、多分あの時ラウンジ内でぶっちぎり庶民だったであろう分際で根拠なく傲慢になってみたりしつつ、携帯を取り出し、ビジネスマン風に覗いてみたところ、えむこちゃんからの着信とメールが。
メールには「ラウンジ入ってるぜ」というご報告があり、一瞬にして高柳ポーズが崩れる私。
あたりを見回せども、それらしい人の姿は見れず、とりあえず、スーツ姿の40がらみの黒いスーツ女性の集団を見つめ「いや、そんな馬鹿な、あゆみちゃんが前回お会いした時からいきなりあのように変貌したとは思えないって言うか、もしそうだったら5年の間に何があったのか心底気になるし、それ以上に8月にあったばかりのえむこちゃんの身に何が起こったのか、もう、あすこまで激変していたとしたら、むしろ聞けない! 気になるけど、深刻に聞けない!」等と険しい表情のまま硬直し、ふと後ろを振り返ったところ 二人が い た !(心底安心した!)
お、おお、おおお、と手を震わせながら、可愛いえむこちゃんと、5年前の「美人なお姐さん」の印象そのままのあゆみちゃんに手を伸ばし「おった!」と呻く私。
「おお! そこにいたのー? 全然気付かなかったー」と私が、一瞬の間にどのような転落を味わったかを知らぬような二人の姿に「うぬう! 二人島男!」とか、まぁ、そういう事を考えつつも、もそもそと席を移動。
合流しつつ、地図を眺めながらアヤノちゃんを待ちます。
その間、あゆみちゃんへの久しぶりのご挨拶や、鳩の話や(えむこちゃんが深刻な表情で鳩の怖さを語ってくれました!)地図を眺めてお宿の場所を確かめている二人に対し「あー」という心から気持ちのない返事を返して「分かってないでしょ」と突っ込まれるやら、その他諸々で盛り上がった所で、アヤノちゃんご登場。
「着いたってー!」の言葉の後に、「あ、いたいた」とロビーに手を振り出し、私は再び硬直。
だっていないんだもん!
スーツ姿の男性しか目に映らないロビー状況に「まさか、アヤノちゃん性転換?! そ、そんな、一言相談してくれれば! いえ、まって、落ち着いて、momizi。 それはない。 京都→性転換告白はありえない。 そんなたびの始まりはない。 大体さっきだって、違ったじゃない。 浦島太郎状態はありえなかった以上、モロッコ帰りもないわ! とにかく落ち着いて、じっと目を凝らせば見つかるはず! とにかく、宝塚役者風の男性を捜すのよ!(混乱絶頂)」と目を白黒させていたところ「や、後ろにいるよ」の声と共に、振り返ればスーパーモデルアヤノがばばーんと立っていて「い、いつのまに!」と慄き(自分の節穴加減に)
そのまま「酔っちゃったよう」と電車にヤられたらしいアヤノちゃんがオレンジジュースで回復を図る傍ら(ていうか、乗り物酔いにオレンジジュースってどうよ?!)またも雑談交じりの今日の計画を練り上げ、とりあえず一路タクシー乗り場へ!

やー、もーーー、長蛇の列!
ほんと半端ないの!
「うおおお、凄い人だねいー」と呆然としつつも「大丈夫、スマコンのグッズ売り場に比べれば!」と言い合い、その後「や、並びたかったんだけどね…今年も並ぶ気満々だったんだけどね…」と、うっかりスマヲタ故の今年の落ち込みモードに。
だって、木村さん35になっちゃったんだぜ?! 体動くのって、体動くのって、若いうちだけなのにー!(絶叫)
ツヨシのバク転だって、あと何回見れるのか、ライブが一度ないと、それだけ見れる機会が減るわけで…と落ち込みつつ、タクシーにも列の割には結構すばやく乗れて(なんせ、タクシーの台数も凄く多かった!)各ホテルへ荷物を預けに行きます。
んで、三人が泊まるホテルが「ペンション」だって聞いてたもんで、京都にどんな山小屋風のホテルがあるのかわきわきしながら行ったのに、なんか黒いこじんまりとしつつも、おされっぽいビルでちょっとがっかり。
なぁんんーーだよーう!
小屋でいろよーー!
出来れば白い木の小屋でいろよーーう!
窓際にテディベアおいて、ピンクのレースのカーテンがかかってて、冬のシーズンだけ東京で暮らしている姪っこが手伝いに来いよー!(ペンション=スキー場の傍にある宿泊施設という貧困な発想から導き出されたイメージ。 あと軽井沢とかにある感じね!)
んで三人が荷物を置きに行ってる間にタクシーの運転手さんに「何? 何の集まりなの?」と問われ、なんと答えて良いのやら一瞬虚ろになった隙に「同窓会とか?」と問われ「そうです!」と元気に嘘をついてしまいました。
だぁって、説明できないし、こー、あるよね、面倒くさくなる瞬間って!ってことで、このタクシーの運転手さんの中でだけ同級生な私達は、今度は私のお宿に荷物を置いて、えむこちゃんが捜してくれた宿近くにあるオサレなカフェを捜します。
「カフェどこやーい」とうろつけども、こーれが、なんか入り組んだ場所にあるみたいで、ふんとに見つからない。
地図を見てえむこちゃんが場所を探り、あゆみちゃんが道を見ながら正しい道を選択し、あやのちゃんが先導してくれるなかで、一人「もう、なかったら、チャーミングチャーハンでええやん」とタクシーの中で見かけた、黄色い外観が強烈だった中華料理店の名前をしつこく口にする私。
や、結構混んでたし、店名もインパクトあったしで、「うん、わかった、わかった、なかったらチャーミングチャーハンね」「天津飯とのセットもあったからね」「多分、ああいう店は美味しいよね」などと優しくあしらって貰いつつ、とちう明らかに目を合わせてはいけない風情の八百屋のおっちゃんに(だって、首に一杯、なんか銀色のパッチみたいなのがはってあって、八百屋なのにカタギじゃない風情だったんだもん! でも! でもでも、私達が明らかに道に迷っているのをみかねて、「あんたら、どこ捜してんの? お洒落なカフェ? ああ、だったら、あそこだ」と親切に教えてくれたよ! 違うカフェをなっ!)やっとこカフェ発見!
入り組んだ先にあっただけあって、客いねえ!ってか、周辺にも人影すら見えねぇ!!
やほー!と喜び勇んで店内に入り、皆が靴を脱いでポテポテと上がっていく中、何故かチャックが「いぎー!」って変な方向に曲がっていて、一向に脱げない私。
店の二階からキャラキャラとしたお声を聞きつつ「ぶ、ブブブ、ブーツさん?! 私も、お店に入りたいんですけどっ! 可愛い雑貨と上手『うわぁv 可愛いーーvv』とか言いたいし、メヌーを見ていちいち『どうしよう、迷うううう!』とかゆいたいんですけど!」と直接交渉を持ちかけるも一向に聞く耳を持ってくれずに、「ふぎー!」と奮闘
「あれー、末っ子こないよー? 大丈夫ー?」と二階のお姉さま方の声に「の、のろわれとる! ブーツがのろわれとるのですよ!」と玄関から返事しつつ、ああ、この声が通る程に完全無欠の吹き抜けの店でよかったと、妙なところに喜び。
とりあえず、何とか脱げて、トトトンと階段を上った先には、「わぁ!」とゆわざる得ないほどに可愛い空間があって、とりあえず携帯で写真を撮っちゃう。

↑どうしておされなものを素直におされに撮れないのか!
 これが私の才能の恐ろしいところである!

インテリアとしても優れている玩具とか、可愛い雑貨とか、くそう、乙女だぜ!と唸りつつ、メニュウを開いて、超悩んでみたり。
正面にフランス姉妹(アヤノちゃん&えむこちゃん)が座っておって、私の隣にはあゆみちゃんがおったのですが、「ケーキ半分子せんかね?」と持ちかけたところ「いいよ〜」と優しいお返事に、ケーキどれにするかの悩みまで加わってぐるぐるしつつ、とりあずランチはバジルのパスタをチョイス。
その後、紅茶はどれにするかという悩みまであって(すううごい茶葉の種類があるの! 私は、ラズベリーにしました)
←こっから選ぶ

ケーキは、もう、正直私「チョコ」のが食べたかったのね?
すううううごいチョコのが良かったの!
ほいで、あゆみちゃんに尋ねる時「あ! チョコのケーキがあるよ! チョコ! チョコ! あー、でも、チーズケーキもあるのかー…(テンソン低めの声で)」という見事な誘導によってチョコケーキチョイスにっていうか、余りにも分かり易すぎて「チョコ食べたいんだよね? いいよ〜、チョコにしよう」とゆってもらってしまっていた。
お、おお、私京都に来ての提案って「チャーミングチャーハン」と「チョコケーキ食いたい!」ってことしかない。
ほんとにロクでもない!
そう思いつつも、パスタふんとに激旨で、パスタ手打ちだし、ソースはバジルの味が濃くて松の種のアクセントや酸味も丁度良いし、モッツァレラチーズも美味しいし、サラダのドレンシングも柔らかなサニーレタスも心底旨いしで、ゆっくり味わい、めたくたに喋りつくした後、紅茶登場。

↑このパスタ激うま!

こーれも、旨いんだーvvv
んで、フランス姉妹が先に運ばれたので「良いにおい〜v」とか「可愛いー」とか言い合いつつ呑む様を「おお、ここは京都なのに、何故か貴族っぽい。 二人だけ貴族っぽい」とか思いつつ私も運ばれてきた紅茶に口をつけ、甘酸っぱい香りと共に紅茶を一口。
ふわぁって鼻腔一杯にラズベリーの香りが広がって、ほうって溜息をつきかけたのですが何故か場か静か。
先ほどまでのかしましいまでの喋り声が一切途絶えて、私が視線を上げれば、そこには私の顔を凝視しているフランス姉妹が。


あのね


正直ね


怖い


だ、だだだだだって、黙ってると西洋人形みたいな顔をしている二人がだよ、真顔でだよ、自分の顔をだよ、凝視しているのだよ




怖っ!


思わず身を引きつつ「え、ええ?!」といえば「や、美味しいのかと思ってー」と自分達の飲んでる紅茶で味は保障済みにも拘らず二人して「「ねー」」と言い合ってるフランス姉妹。
あゆみちゃんはと言えば、にこにこと美しい笑みを浮かべながらそんな妹達を眺めていまして、「お、おお、か、顔の綺麗な人たちの色んなタイミングや思考回路が読めない!」と挙動不審になりつつも、気を取り直して紅茶タイム続行。
そのうちチョコケーキも届いて、あゆみちゃんとフォークで突きつつ、「うわあ! チョコの味が濃い!」と感動。
しつこくないんだけど、「チョコ」の主張の強いケーキはそれだけじゃなくて、ちょっとスパイシーな余韻もあり、何か香料を入れてあるんだろうなぁと思いつつも、パクパクつついて、綺麗にご馳走様!

↑これも美味しかった〜〜v

紅茶も全部戴いて、大満足でお店を後にする事になりましたーvって事で、えへへ、前編はここまで!
嵐山にて怒涛の寺巡りから、セレブディナーな「眺庵」での夜までは、また明日!
そいでは、おやすまなさ〜〜い!