momizipart22007-11-16

つう事で、後編ですっ! 写真は、宿近くの清明神社ー! 
清明たんにのんのんしつつも、嵐山の話から!の前にね、一緒に遊んだ三人のねーさん達も、京都日記やら写真日記やらお書きになられてるんですけどね? 見てびっくりした。
多分みんなアラーキーとかの生まれ変わりなんじゃないかな?って位べっくりした(アラーキーさんは存命ですよー!)
あれだよね。 とりあえず聞きたいのはさ、同じ風景を撮ってるのに、私の写真がまるで同じ風景に見えないのは一体どういう事なのでしょう?(真顔)ってことだよね!
まるで、京都なのに京都じゃないみたい!(Wユーのキャッチコピー「ふたごじゃないのに、ふたごみたい!」的ニュアンスを含めたかったのだが、もう全く意味が分からなくなってしまっているのだけはようく分かった)
特に昨日のしんつよ地蔵の写真は、もう酷いな! あゆみねーさんがせっかくご紹介してくださって、写真をご覧になりに来た方は仰天したと思うのですが、ご覧の通りの何か小さな灰色の岩に対して

>よりそいあってあんまりにも幸せそうなので、みんなで「しんつよちゃんみたいだねぇ」と言い合いました

等と書いているあたりで、正直「四姉妹は、揃って京都で何か性質の悪い病気にでもかかっているのでは?(主に頭が)」と不安にさせた可能性が高いのですが、大丈夫です! あやのちゃんがちゃんとズームで撮ってくれてるので、是非そこで、「四姉妹は病気じゃなかった! しんつよは、京都で奉られていた! しんつよ万歳!」と確認してきてくださいー
や、でもほんとに、頬と頬をくっつけあった、幸せ極まりない地蔵さんたちだったのだねぇ(写真で見て知った)
寂しくないという事を、全部で表現しあっているような、素敵な素敵な地蔵さんであることよ…!


んで! 後半! えーと、町屋から、サクッとタクって移動した嵐山。
車内では、ここのところ旅運が絶好調★な私が「と、とりあえず、目標として、京都では人力車に轢かれないようにしなきゃ!(わりと本気)」という、人間未満宣言をしたところ、「いや、むしろ轢かれて、その上で轢いていこうよ」と、えむこちゃんからのまさかの超人指令。
いやいや、私額に肉の字がある人じゃないですから、声がシティハンターの中の人と同じじゃないですからととうなずきかねているうちに、「もう、だったら、轢かれて、轢いて、その上で私達三人を(人力車で)引いていけばいいよ」って、何、その肉体派八代亜紀?!え? で、最後に引きつかれて眠るまで〜♪ってなるの?
うん、まず、轢かれた時点で眠るよね?? 永遠にな!あと、そういう企画を実行するなら、私の準備とかに1ヶ月かけさせてほしい!
心の準備とかもさせてほしい! や、しないけどね! わざわざ京都でしないけどね! そもそも、この話題自体京都でする話題じゃないけどね!
って、そんなこんなしてる内に、信号待ちの間、実際目の前を人力車が横切っていきやがって、半分あけてある窓を指差しながら「いけ! 轢いて来い! 轢かれて轢いて来い!」と車内で「轢かれて、轢いて指令」コールが!

オッケー☆ 憎いアイツに轢かれて、轢いてだね! やぁー!ってバカ!!
一応、窓に向かって身を乗り出してみた私が一番バカ!!

轢かれるか! っていうか、轢くか! 轢けるか! あと、引けもするか!(もう意味が分からない)

こんな風に車内の会話9割強「京都でする話じゃない」話題満載のまま、嵐山到達。
そこには、人! 人! 人!の人だかりで、「何? これ、あちきの地元だと祭りとかでしか見れない光景よ!」と慄き。
「うーはー!」と目を真ん丸にしつつも、のたのたと歩き出したところ、あゆみねーさんがふわりと立ち止まって、空をパチリ。
「お、おお、何か珍しいものでも飛んでいたかね?」と見上げてみるも、ただ茜色が入り混じり始めた空があるのみで、不思議そうにあゆみちゃんを眺めてみたら、「綺麗だったからね」とのお答え。
されども、どこでも見かける空にも見えて「ねーさん、それは、あれですか? 高村光太郎的な、智恵子抄的な、東京には空がない的な意味合いを含んだ上での、京都の空撮影ですか?」と聞けば「ううん、私空マニアなの」と答えられて私は目を白黒。

そんな私に「ふふふ」と優しげに笑いかけましたものですから、私は即効で誤魔化されて、「空が好きだなんて、あゆみねーさんは感受性の豊かな人だなぁ」と頷いた瞬間、間髪入れぬタイミングで今度は踏み切りをパシャリ
またも納得しかねて、私が目を向ければまたも「何か綺麗じゃない?」と問われ、その笑顔に誤魔化されかけて、流石に踏みとどまって「いや、それは…」と承服しかねる返答を。
「この踏み切りは…正直、頷けない」と答えれば、えむこちゃんも「踏み切り、東京にもあるぜ?」と突っ込み、そんな我らの前の電車がごおごおと走っていきます。
やー、あゆみねーさんにかかれば世界は全て美しいのかもしれないとしみじみしつつ、誰から見てもかけねなしに美しいお庭がある天龍寺へGO!

庭、凄い綺麗だったーーvvvv

紅葉全然とか言ってたから、超緑なの覚悟してたけど、グラデーションのように緑から黄色、赤への変化しつつある庭の様子をつぶさに眺められて、今、まさに季節が移り変わろうとしてる時なのだなぁと思いながら、お庭をうろうろ。
とちう、薄桃色の可憐な椿を見て「剛のようだ…」(病気)と言い合い、風景にため息をつき、蛙の銅像にすら風情を感じ…感じ…感じ…ん?
庭ばっかじゃね?
ずっと、庭ばっかじゃね?
振り返れば本堂から庭を眺めてらっさる方々がいらっしゃたのですが、この本堂どおおおおうしても上がれない、入口が無い!
庭の出口付近まで行って、帰って、帰って、行って(八代亜紀再び)
庭から出た後で、本堂に入るのはもうプラス100円がいって、入口も外にあるというのが分かったのですが「だ れ が い く か −!」と時間的にも結構ヤバめだったので、天龍寺立ち去り

あとで京都通の妹に聞いたところ「天龍寺の寺の名前の由来って、本堂の中にある天井に描かれた龍の絵によるものなんだよね〜 それを見ずして天龍を見たっていえないっていうか、天龍寺なのに、天龍はぶいたんだから『寺(じ)』を見てきたってとこじゃない?」と余りにも憎たらしいことを言われて「ふんぎー!」となってみたり。
だ、だって知らなかったんだもん! 書いとけ! 入口にそういうの書いとけ!

んで、お次は常寂光寺にGOだったのですが、その道筋は見事な竹林になっておりまして、あやの次女が突然「萌え」発狂。 竹萌え世界の住人となってカメラ片手に、アラーキーあやのと化して写真をとりまくります。 あゆみちゃんも、勿論パシャパシャとやっており、私も挑戦したのですが……うん、まぁ、こんな感じだ! 

京都じゃない! こんなの京都じゃないやい!(だだっこ)




そんなわけで写真に関しては、もう、あの、ほんとに、アレなので、目を瞑っていただくことにして、美しい竹林に脳みそのどこをどう刺激されたのか、うっかり目覚めてしまった私のCFプランナーとしての才能を大いに発揮し、ここで提案していたゴロちゃんCM案を元に、うっかり私に捕まってしまったえむこちゃん相手に、ゴロツヨコンビでの、JR東海「京都」のCMプランを話しだします。(つまり妄想です! イタイです! 先生! この女京都にまで来て、妄想の話を、無理矢理他人に聞かせています!)


まず、紅葉降りしきる寺をバックに、ポツンと額に雨粒を受けて空を見上げるゴロさんの横顔アップ(もちろん和装)から映像は始まります。
BGMは、自然音のみか、静かな和クラシック
赤い紅葉と雨の空の下で、古書を小脇に抱えた吾郎さんがバッと黒い番傘を広げた瞬間、画面は切換り今度は、襟首から覗く真っ白な首をくっとしなやかにしならせ、道の小脇を流れる水路を見下ろしている剛が映ります。
剛は赤い番傘をさしていて(こちらも勿論和装)、水路を赤い紅葉が水の流れに乗り滑るように下っていくのを、あえかな笑みを浮かべて見送っているのですが、突然ふっと視線を上げれば、その先に家の軒先で雨宿りをする黒猫の姿が。
ニャアと鳴く姿をみて、何かを思い出したかのように、白足袋の下駄でカラコロカラコロと雨に濡れた石畳の上を歩き始める剛のバックショットの後、動画でも静止画でも良いので京都の有名な、ほら、南禅寺の水楼閣とか、清水とか、哲学の道とか、そういう主要スポットを歩いたり、佇んだり、する姿とかを交互に流し、最後に、嵐山の竹林で(やっとここに帰ってきましたよー!)二人はパタっとまるで偶然のように出会うと、少し驚いた顔をした後、お互いに微笑みあって、それから吾郎さんが抱えていた本を剛に渡します。
「約束の本」
吾郎さんがそう言えば、剛が益々笑みを深めて、静かな声で「ありがとう」と言ったところで、例のチャーラーラー♪ ラーラーラー♪ ラーラーラーラー♪ ラーラーラーラーラーラーラーラーラーラー♪ そうだ京都へ行こう…となるのです!
この京都を宣伝しているとは思えない内容の、ただの妄想を延々語り、竹林を見ているのか別の桃源郷を見ているのか、タンが喉に絡みすぎて、とうとうそろそろ死期が近いのか分からない様相の私に「よし、分かったから、おまい、JR東海の広報に話して来い」とえむこちゃんに告げられた瞬間、チャーラーラー♪ ラーラーラー♪ ラーラーラーラー♪ ラーラーラーラーラーラーラーラーラーラー♪ そうだJR東海の広報部に行こう…とかいう声が聞こえてきたのですが、これは天啓と受け取ってよいのでしょうか?(違)
なんにしろ、妄想の糧としては充分なくらいの美しい竹林の先にあった、常寂光寺も、本当にお庭が綺麗でしたv


色んな階段を上ったり降りたり、ブーツが滑ったり、胸の下辺りで仰向けに持っていたカメラのシャッターをありえない所で押して、どんな写真家と皆で見てみて所、間違いなく「チョナン!」としか思えないビーナスチョナンが写っていたアヤノちゃんがいたり、皆が濡れた石階段に苦戦する中、スニーカーブルースで軽快な歩きを見せるあゆみちゃんがいたりと、大変楽しく、最後野々宮神社にて「縁結びだよ!」と大々的に宣伝されているにも拘らず、四姉妹共然程、そこには興味を示さないという女子力どうなってるのさ!な事態に陥りつつも、5時過ぎて、お寺が閉まってしまったので、今度は花見浩二先輩もとい花見小路へGO!

そこまで運んでくれたタクシーの運ちゃんの軽快トークに和む中、既に身体能力は老人の域に達している私ですので、うっかり、こっくり居眠りなども差し挟みつつ、とうちゃーく!
運ちゃんが「今の時間帯やったら、舞妓はんの出勤姿が見れますかもなぁ」と仰ってた通り、花見小路を滑るような足取りで歩く舞妓はん方が。
もー、ふんとに可愛い!
凄く足捌きが綺麗で、スッスッスッと歩いていかれたのですが、皆さんすごく年若そうなのに、はんなりとしながらも凛とした表情をしていなすって、ほおと憧れのため息を一つ。
その後、花見小路でも特に格式の高いお店の前ではしゃいでみたり、口を開けたまんまあたりを見回して散策の後、色々迷いつつも八坂神社へ。
ここは予定になかったのですが、なんか門が新しくなるとかで、お祭りっぽい事をやってたので、冷やかしがてらに覗いていきます。
夜の神社っていうのは、何というか幻想的で、ぼんぼりの淡い光とか、紺色に似た冬の闇の中にほわっほわっっと浮かんでいるのが風情があって、堪らなかったです。
あと、夜店も面白かった!
買わなかったけど、「焼きたけのこ」とか「もつ」とか、ちょっと、私の地元とかの祭りで見かけるようなのとは一味違うものが売ってたのー
んで、から揚げおまけするよーのおっちゃんの声を振り切り、そのままセレブ夕食の舞台「眺庵」へ。
ポテポテと歩きつつも、流石京都と言うべきか、ちょっとした小道すらおされ、おされ。
タクシーの運ちゃんが「女四人なんて寂しいね〜 京都はデートスポットぎょうさんあるのに」といったのが分かるほどに、どこもかしこもロマンチックなのな!(ケッ!)
んで、そんな誰もいない、淡い光がともる小道を歩いていると、やっぱり現実感が乏しくなってきまして、そういう最中であゆみちゃんと「手を繋ぐ」という事についての話を、ふわふわしていて、そういうふわふわ感の中小道からあがって、車が走る道路に出たときに、「あー、現実に戻っちゃった」ってあゆみちゃんが言ったのを、何となく今思い出しました。
ほんと、なんか、あの道は夢の中にありそうな道だったなぁ。

んで、到着眺庵なのだけど、予約の時間までまだ間があったので、眺庵の芋スイーツとお茶のカフェにて暫しごかんだーん!(ずっと喋ってんじゃん!)

ここのお茶がマジうまい!なのですが、えむこちゃんが煎茶を頼んでいて、届いたときにお手洗いに行ってまして、お手洗いに行ってる間に、お茶葉を火にかけて「炒りながら香りを楽しんでください」とか言うわけですよ。
や、本人いないし!と思えども、火に炒られている茶葉は、放置しておけば焦げるわけでね? ね? だから、私は優しい気持ちで煎茶をこう、ザクザクっと勝手に炒らせて貰っていたのですが、アヤノちゃんが優しい声で「もみー、茶葉、凄いことになってる」と教えてくださって、下を見てみれば、まぁ! 何故か、茶葉がお盆に産卵しているわ!!ってことで、不器用な人間は茶すら炒れないという良い見本になった訳ですが、お茶っぱザクザク落としつつも、良いにおいは鼻先に漂ってきて、「これは巧そうな茶だな」と思った通り、戻ってきたえむこちゃんが、そのお茶を呑んだ瞬間の顔が信じられないくらい可愛く笑っていてべっくらした。
あんまり嬉しそうに可愛いものだから思わず反射的に「お前可愛いなー」っておっさんになって言ってしまっていた。
私の頼んだ宇治玉露も美味しかったし、ゆっきーと東京で飲むために買ったライチ紅茶も美味しいと良いなぁvvv


さて、そんな訳で、眺庵!
ここも、美味しかったよー!(酒薄かったけどな!)



んで、ここ個室だったもんで、すんごおおおおおく喋った
やー、もーーー、めっちゃくっちゃしゃべった!!!
うううう、楽しかったー
楽しかったなぁぁぁ!
最終的には、これはタクシー内でした会話かもだけど、しんつよの未来のために、四人で首相になろうとか言い合ってたよ(日本が普通に滅びます)
ほいで、その後、ゆっきーに教えて貰った福田萌えエピ話したら、皆ころっと福田萌えに転んでいたよ。
萌って凄いね!
私はもう、なんか口を開けて笑うか喋るかしていたそういう記憶で一杯だよー
ずっと剛の話をしてたんですよう。
剛の事だったらみんなどれだけでも喋れるぜ!って感じ。
凄い好きなんだなぁって自分も含めて思いました。
んふふふ、うちら、凄い剛好きなんだなー

んで、そういう楽しい感じだったので、二杯目のお酒とかも「すてきな桃酒」とかいう、ちょっと自信満々すぎる名前の果実酒を水割りで注文してみたり。
これで、素敵じゃなかったら、殴ってやる!とかって、愉快な気持ちのまま、アホな事を言ってみたりしてたのですが、えーーーーと…殴ってやる!!!!!

み、みみみみみ、水じゃないかこれーーー!

余りの水っぷりに、皆に回して呑んで貰ったのですが、オール水認定。
三人回った後(それぞれ、うん、水!って言い切ってた)最後のオチ担当になって、うんうん悩んでたあゆみちゃんも飲んだ後「水…だね」と言わざる得ない、ボケようのない水っぷりに(や、薄く、なんか、変に桃の味はついてるの。 凄くまずい桃の天然水みたいなかんじ)私は、若干酔いが冷めつつ、ぬぐぬぐ呑んでたのですが、そいれも料理は間違いなくうまかったし(テンソンあがって、ここで写真とりまくったぜ! そうさ、私は食い気のO N N A ! も、もてなさそう!)アヤノちゃんはコンタクト外したせいで大変ボケボケだし(塩の塊を口に入れるは岩塩を鳥の生肉と間違えるわで、ほぼ眼鏡のないヤッさん状態でした!)あゆみちゃんはわけのわかんないものは食べないの!って可愛いこと言うし、えむこちゃんは美麗絵絵描きさんで知られているのですが、それゆえの一人深く孤独な悩みに身をやつすも、三人ともテキスト専門なのでだーーれも相談に乗ってあげないし(ていうか、笑ってたね、確かに笑ってたね。 あゆみちゃんなんか、他人事フェイスで「がんばってv」とか言っちゃってたね)そうこうしているうちに閉店間際のお時間で、デザートまでいただいて、ご馳走様!

んで、タクシーにてお宿にご帰還して、一日目終了! 二日目は私は親戚の結婚式に参列していたのですが、もし、そこらへんの事書くとしたら、また書くかもだけど、やーーー、楽しい旅行でした!と大満足。
他の三姉妹は、着物を着たり(写真見たけどすううごい可愛かったvv)フランス姉妹で美麗花魁になったりと、またまた楽しそうでしたので、引き続き、姉妹達の京都報告を私は楽しみにしたいと思います!

そいでは、長々とお付き合いありがとうございましたv

実は、今から20分後には私は東京に旅立ちます!(まじで!)

ほんと日記かいてる場合じゃないよ!状態なのですが、とりあえずご報告まで〜
そいでは、ちゃお〜〜!