猟奇的な彼女第二話とスポットライトと今日の私

・第二話感想

ゆ う え ん ち !!!!!!!(絶叫)


あああああ、か、か、かわ…いい……(ガクリ)(絶命)


も、もももももう、可愛かった、可愛かった、可愛かったー!!

思考が「ラブコメ見るよ!」思考になってるので、難しい言葉とか疑いとか、思索とか一切なしに、私はポカリすエットをふがふが呑みつつ(大塚製薬め!)三郎ちゃんとリコの可愛い物語を見ておりました。
もう、そういう「ドラマ完全享受体制」になって見ている人間の緩み具合ったら大変なもので、「み、南可哀想…」とか「健作うざい! 可愛い!!!」とか、「リコー! リコー!!」とか「さ、さぶたん…不憫…」と感想駄々漏れで見てるの。

何にしろ、遊園地萌え
私遊園地大好きなので、あの四人があはは、うふふってなってんのが「ハゲる! ハゲる!!」と不吉な台詞連呼そつつも、最大身悶えポインツでした。
やばいー、ほんとに今日のは楽しかったよーー

南がさー、なんか、可哀想で、可愛くてうぐううってなった。
窓の外からさ、鍋の前に一人座ってる姿を映してるあのシーンの南の健気さがたまらんかったなー
南…南、南(ぶつぶつ)
南に凄く幸せになって欲しいなーって思いますね
あの子は幸せにならないかん!!
三日間も、料理の約束フイにされてさー、それでもああいう風に笑える健気さが、なんか、うおおんってなったよ
サブちゃんの罪作りめ!!

夏目教授と良い感じなのですが、夏目教授のキャラもなんか可愛くて良いねいv
包容力がありそうな感じも、流石!!って感じでした

っていうか、まぁ、あとやっぱ健作が可愛い
うざかわいい
うざさ9割、可愛さ1割って感じの成分でうざかわいい
サブたんとのやりとりとか、サイコーじゃね?
観覧車乗る、乗らないの件で押し付け合われてるのとかさー、あー、もー、不憫萌え傾向の強い私にはドンピシャの可哀想具合で、ぶるぶるきちゃったよ
哀しそうな、うるーってした目がさ!!
顔がさ!!! さ!!!(ぶるぶるぶるぶる)

私、殴られて、鼻血吹いて、それでもリコに指鉄砲バキューン☆ってした健作見た瞬間、恋に落ちちゃったよ
もう、最高に良い男だよーーー
ラブ!!!! ラブラブラブラブ!!!
いいなー、健作凄い良い男だー

あ、時代劇コスプレもレナちゃんの、非道っぷりが大変可愛くて萌えました
リコは、体が小さいのもあって、色んな人に捕まれたり持ち上げられそうになったり、振り回されたり、押されたり、あの「他者と他者」の接触が多いつくりのドラマにおいて、あんなに可愛く「なによー!!」って文句言いながら、「排除されようとしている姿」が全く影を纏わない陽性の有り様にもぎゅうってなってます

うごー、すげー、可愛い
あと、衣装も可愛い
全部可愛い

サブリコの掛け合いで今日は笑ってしまってそれもよかったなー
サブタンの「引越しして☆」の件とか超好き!!!
「もう一回引越しして☆☆」みたいな、何、あのカラっとした感じ!
ツヨシのツッコミが、ドラマでは凄く上手で、それが何かもう、嬉しいです
ツヨシで「作為的」に笑えるっつうのって、凄く新鮮で幸せーーvvv

何にしろ、今回ので加速度的に好きになりました
何で?とか理由は判然としないのですが、ティアラをつけたリコたんと、冠を被ったサブたんが並んでる姿の馬鹿馬鹿しい可愛さに、ヤられまくってしまったからだと思いまふ!

あああ、あとさー、あとさー、夏目教授の言った言葉もなんか染みたー

「好きなことをやってくのが生きるって事だ」(うろおぼえ)

いいなーー
言い切りたい
私も言い切りたいぞーー!!!

・スポットライト

テキスト更新
GW前なので、小説を一つ上げましたー
下北沢が舞台でやんのwwww
小劇場まわりの小説
まぁ、なんか、私が好きな界隈の架空の商売の話です
長期休暇中、暇な時にでも是非是非


・今日の私


整体行って来まして、体ほぐしてもらいましたー
今、全身、超楽
うちの先生は腕前ピカ一なので、本当に体が軽くなります(そんかし、かなり痛いぜ?)

映画は、うっかり上映時間を間違えてたので見逃しましたorz
まぁ、天気が良かったのでバイクでウロウロするの楽しかったし、ヨシ!!
欝な気分も、太陽光線で蒸発したしねー

あ、マカロンは買えたーー

んで、図書館行って来たーー
借りた本十冊 羅列

名もなき毒 宮部みゆき
ハルカ・エイティー 姫野カオルコ
コルセット 姫野カオルコ
桃 姫野カオルコ  
エミリー 獄本野ばら
鱗姫 獄本野ばら
玻璃の天 北村薫
紙魚家崩壊 北村薫
語り女たち 北村薫
反自殺クラブ 石田衣良

あと図書館で乙一の「銃とチョコレート」は読破
コルセットも読破

以下ネタバレ



銃とチョコレート (ミステリーランド)

銃とチョコレート (ミステリーランド)

面白かったー
なんだか、乙一であるという事を一旦深く意識して読んだ方がいいのかな?とか色んな書評を読んで感じていたのですが、私そこそこ乙一読んでるんですけど、乙一という人が書いたかどうかっつうのが、余り無関係な感じで読み込んでってしまいました。
キャラクターが魅力的で、皮肉に富んでいて、暴力的で、救いが中途半端には訪れなくて、それでも児童書の体裁をとり続けていて、いやいや、私好みでした
私は江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ大好きっこだったので、色んな意味で、胸鷲掴まれでした
あと、ドゥバイヨルはずるいね!!
こういう子を「かっこいい」と思いそうになる自分が若干嫌になったよ!
でも、どんな冒険小説だって「賢いけど、悪魔的なキャラクター」っつうのは、アンチヒーローとしての憧れを抱かざる得なかったじゃないかい?

差別主義者で、絶対にロクでもないんだけど、ドゥバイヨルの自分のスタイルを絶対曲げない悪党っぷりには、やっぱり「うぐぐ、かっこいい…」と呟きかけ、いやいや、でも、差別主義者で、人殺しに躊躇がなくて、女の子を家から出れなくしちゃうような最悪な子供だぜ?とか思って


でも、子供の私はきっと好きじゃないな、これ
単純な子供だったから
今の子供にどうなんだろ?っていうのは分からないけど、自分の子供に読ませたいかどうかは考えます
本人が、この本を選ぶのなら勿論読むことに殊更反対はしないけど、私から薦める事はないだろうなー
そんな感じの本です 

コルセット

コルセット

ブルジョワジーwwwな恋愛の話
四つのお話なんですが、物語の最後が、次の物語の冒頭につながり、一つ一つの物語の主人公が別の話では脇役になってる、そういう連環小説です
ああ、しかし、姫野カオルコ!!!
そうそうそう、このドライさの一切ない、軽やかを完全に排除した、独特のベタつき感!
四つとも、性愛の絡んだ話になり、官能小説の色合いも濃いのですが、姫野カオルコの書くエロスって、物凄く滑稽で、その滑稽さが官能を鋭敏に享受する事にストップを掛けてくるんですよねー

上流階級な登場人物達が繰り広げる恋愛絵巻とかって書くと、まぁ、大絶賛読む気なくなるぜ!っていう書評になるのですが、中々凝った構成になってるし、姫野さん独特の「どうしようもない」切実さが、たった一つの台詞、文章だけで、ぶわ!と溢れる、カタルシスっていうのが、この小説内の随所にも見られて、ブルジョワジーだろうが、なんだろうが、恋愛って「惨め」で「いじらしい」もんだなぁって凄く実感できたので、私はあえてお奨めしたいなー

あと、この物語には四つとも「藤沢さん」という男性が出てきて(それぞれ別人だったりします。 被ってる場合もあるけど)あと、××さんとか×さんとか、名前表記がない登場人物も多くて、そこが若干混乱したかなー
わざとかもしんないけど

姫野カオルコの小説を読むと「どうしようもない」っていう無力感が感じられて、そういうのが凄く好きだなーって思いますね

「藤沢さん、わたし、左眼、ちゃんと二重になってる?」
「なってない」
藤沢さんは微笑した。
「きみは目が不対称なのがいいんだよ。それ、すごくそそるよ」
ひきとめられない。わたしはふられた。

三幕マリアより抜粋
この話が一番好きでした。
おお、鮮やか!って思う。
この会話が、諦念と、女の子のいじらしさが、たまらんなー!


そんな感じで、ちょっと読破したら軽く感想書いていきます
しかし借りたラインナップの偏りがすげー
重松清も借りたかったし、浅田次郎も借りたかったなー
図書館本が増えてて、浮き足立っちまった!