しんつよポニョと隠し砦の三悪人

えむこちゃんというお友達がいまして、この子は、顔立ちこそ大変、大変、大変別嬪さんなんですけどね、若干病気なんですよ。

あの、病名「しんつよ」ちゅう病気なんすけどね?

んで、その可愛そうな重病人のえむこちゃんが、可愛そうな感じに山のあなた初日挨拶inTOKIOで「ポニョはしんつよだよう!!」と訴えてて「予告見て、しんつよ過ぎて泣いた」とかゆっててね、もう、さすがのmomiziさんも慣れっこ風味に、「そうねー しんつよだよねー おう、よしよし」と生暖かい眼差しで、彼女の可愛いそうな騒ぎっぷりを眺めてたんですよね。

だって、ポニョは…ジブリぞ?

しんつよは、ジャニーズな訳で、所属事務所がまず、違うやん?
そいで、金魚の女の子と、小学生の男の子のお話なわけでしょー??
もー、夢見がちにも、ほどがあるー!!とかってね、思ってたんですよ!!

そ れ で ね ?

で、今日ですよ。
私はですね、「隠し砦の三悪人」にトリオTHE新感線出演中、しかも脚色中島御大っつう事で見よう見ようと思ってたのに、とうとう今日最終日で、ずっと見損ねてて、慌てて仕事帰りに映画館飛びこんだんですけどね、映画館、最終日、しかも、終了が夜九時近くとかになると、うっかり館内誰もいない、つまり、私オンリーワン状態で、映画館で、スクリーン独占という事態に見舞われまして、若干そわそわしつつ、座席の上で体育座りなんかしつつ、隠し砦を堪能する事にしたんすよ。

ポップコーンをもそもそ、食べながらね??

んで、一人ぼっちの映画館とか、ちょっと浮かれる…やん?
普段はマナーを守って観賞してるけど、体を音楽に乗って揺らしてみたり、面白い場面で遠慮なく声を出して笑ってみたりとか、しちゃうやん?

んで、ポニョ。
ポニョ予告編。
流れたんすよ。
わっちは、「あー、えむこちゃんのゆうてたやつやー」とか思いつつ、「まぁ、これがしんつよちゃんに見えてくるなんて、末期ね! 末期!! もー、どーみたって、金魚と、ただの少年じゃないー! ぶふふっ! フィルターって恐ろしいわー ほんとに、夢見がち乙女ちゃん☆」なんて余裕ぶっこいて眺めてたんです。

んで、こうね、ポーニョ、ポーニョ、ポニョ 魚の子ー♪って歌を聴きながらね、ポニョがこう、海の中にいたり、嵐が起こってたり、こう、予告編ながら色々あってね?
ポニョがバケツの中におったり、ポニョがほよほよ眠ってたり、ポニョが宗助と出会ったり、シニョが宗助の事大好きだったり、まんまるおなかやったり、しんにょがつよすけと笑いあったり、波の上を走ったり……しんごが…し、し、しししし…しんごぼぉぉぉぉぉぉ!!!!(ここで落涙)

「ぽ…ぽーにょ…ぽーにょぽにょ…あ、あのこが だいすき…♪」

歌ってみた@涙声編

いやー、もー、ほんとに泣いた。
あのな、あれ、しんつよ(微笑みながら)

いやいや、もう、ほんとに、予告編見てみそ?

泣くわー
慎吾が健気でなくわー
もう勝手に壮大なストーリーが脳内で展開されるのよー
あのキャラクターデザインとか見るに、ジブリが、しんつよをモデルに多分映画作ったんやと思う。
少なくとも私はそう思ってポニョを観に行く。
予定では、48回泣く

まぁ、そんな風にですね、本編前に、既に泣いてみたりしたわけなのですが!!
一人映画館ってことで、贅沢気分を味わいつつ見たよー!!の隠し砦

もう、殆ど公開終わってるだろうと踏んで、もう、隠さないですけどネタバレてるんで、読みたくない人は飛ばしてください!!


いやーーー、お、面白かったです…(ブルブルと震えながら)


な、なんか、見終わった後、役名確認のためにググって見たら予想外に、ヤフーの映画批評のコンテンツでボロッくそに叩かれてて、今異様にドキドキしてるんですが(映画見慣れてない人が好きな映画とかゆわれてたよ!! そんな映画ってあるの?!)やっぱ、原作っつうか、黒沢版がお好きな方からすると総スカン喰らうような改変があったようですねい

いや、原作見ずに見てるもんで、「いやふー!!」って普通に、爽快に楽しんじゃったんですけど、個人的には、雪姫に、普通に萌えました。
凛としてたし、清純っぽいし、お姫様ってゆわれると納得の、気品があって、世間知らずそうなトコとか、でも、心優しい感じとか、少年っぽい、男勝りな部分も、うん! そうね!! 中島先生の好みのお姫様って感じよね☆
なんか、分りやすく健気で、分りやすく性格が良いのなー。
そして、そういうあざとい役柄を、よくもまぁ、鼻につかないラインに留めているもんだと感嘆。


あと、主人公もかっこよかったvv
松潤松潤!!
異様に眉毛が濃かったけど!!
どう見たって、顔綺麗だし、汚い格好してても、浮くぐらい「こいつ、ただの、金堀なわきゃねーだろ」っつう浮世離れ状態でしたが、まぁ、そういうリアリティのなさとかも、追求してもしょうがないしね!


あ、そいから、やはし、六郎太さんは、反則ものの格好良さでした。
ラブ!!
六郎太ラブ!! 結婚してくれ!!!
なんで、阿部ちゃんはああいう尋常じゃない役柄が似合うのか!
普通に入れ込んでみてしまったよ!!
炎の中から飛び出してきたとき、心から「助かってよかった!!」と思ったよ。


新八も好きや!!
宮川さんは「THE WINDS OF GOD」の舞台版を見ていて、凄く雰囲気のある方だなぁって、お笑い芸人さんとは知らずに感嘆していたのですが、今回も技術云々というよりも世界観へのマッチのし具合とか、持っている空気感が映画に凄くあっていて、六郎太と同じく、生きて帰って来たときには「やっほー!」と嬉しくなったり。
やっぱ、こういう映画は素直にハッピーエンドがいいやなーと思ったのは、偏にキャラが好きになれたからで、ここ近年の、こういう時代劇アクションものの中では、かなり好きな部類に入ってますねー

ってコトで、以下、私の私にしか通じない、超個人的ハイライト羅列

粟根まこと
もー、なんか、もー、全部が面白かった。
私は、始めて、笑うまいと決めていたのに、粟根さんに「ふひっ」と笑わされた。
阿部ちゃんを見上げている時の、もう、視線の、どうしようもなさがよい!
出番も、トリオTHE新感線の中では多いし、存在そのものがトンチキでよかった!
ていうか、全部面白かった!!

KREVA
更に全部面白かった。
やけに、顔が綺麗な、役人がいるなーと思ったら、KRAVAでやんの。
もう、なんか、一挙一動が面白い!!
格好とかも面白い!!
何より、阿部ちゃんを打ち据えている姿が面白い!
超ヒステリックで、なんか、もう、体が、ちょっと斜めになって、ピョンコピョンコしながら打ち据えてるの!!
もう、むしろ可愛い!!
可愛いよ、KREVA!!!
ていうか、私がこんなにKREVAに興奮するとは思わなかったよ!!
スクリーンデビューを見事果たしたという事で、いよいよ、KKPとか、ほんとに出演するんじゃないかしら?と思いつつ、エンディングテーマのラップにも脱力しつつ、赤影における藤井ふみや的スタンスなのか、もっと、とんちきなのか分からない、KREVA出演シーンにまたも「ふひひひっ」と奇妙な笑い声を漏らしてしまったのでした。

・一世一代の告白を振られる刑部殿

考えてみれば、六郎太と、刑部って、一時期月9では、「若」と「影」であったわけで、阿部ちゃんが「影」をやることになったのも、椎名さんが「これ、アベちゃんしかいないよ」と推したからであるらしく(ウィキ情報)、そうなると、なんか、「オレと一緒に新しい国を作らないかい?」「断わる!!」の流れも、異常に切なく思えるよね☆(そんな事ぁない)
ていうか、なんか、雪姫にも見向きもせず、ずっと、六郎太追っかけて、祭りの時とかも、即座に六郎太見つけて、中々素直になれないから、色々拷問☆とかやっちゃったりしちゃったりしたけど、実は、ずっと一緒に国作りとか出来たらと思ってました★★な、キャラだと思うと刑部殿がスーパーツンデレにしか思えなくて、自分の感受性を疑ってみたり。

だってさー、でも、そういう事じゃんー
そう思うとサー、刑部殿の自害だって、なんか切ないんだよなー

とにかくあの天守閣での攻防は私の中では映画の中で屈指の切ないシーンとして認識してますので!!

まぁ、とりあえずは、此処らへんでしょうか?
後は、ホントに、普通に娯楽映画として、凄く楽しかったし、集中できたので、良かったです★

って事でね!
満足してね!! 席を立とうとしたんだけど、なんか、開場明るくなってから気付いたんだけど、入り口すぐの席に一人お客さんが座っててさー……


え?? ど、何処からいた?!

いや、もう、マジで、ポニョの歌とか聞かれてたら、私、私、じゅ、樹海とか行くしかねぇんだけど??とドキドキしつつ、そそくさと出て行くその人の背中を見送ってたのですが、粟根シーン&KREVAシーンで、ふひひって笑ってた不気味な声とか、ほんと、心から聞かれてなければいいな!!と思いました!!

ほんと、油断大敵!!!!

んで、猟奇の最終回は、明日ちゃんと書こうと思うのですが!!!

キスシーンに、痺れまくって、溶けまくったことだけはお伝えしたいと思います!!!

なんだ、あの 可愛い&えろいキスシーン!!!
サブリコ、さいこーーーーー!!!