ICHI見てきたり、本読んだり、椅子見たり、まぁ、色々さね…

三連休ーー!!!
イエーー!!!

うちの会社は祝日なんてねぇぇーー!!!
イエーー!!!!

死ねば良いのに!!!!!(カーッ!! ペッ!!)

という事で、世間の三連休を、三連休として過ごせる皆々様こんにちわ!!
整備工である弟が、土・日・祝と、一切無関係に過ごしているがために「アレよりマシ!!」と溜飲を下げている、人間のクズmomiziです!(あは☆)

そんなこんなで、休日の私は、ちょっと映画見てきたり、DVD見たり、本読んだり、掃除したり、買い物したりと、そこそこ充実して過ごしてますよ、おお、偉い!!

DVDは、「図鑑には載ってない虫」を漸く見まして、ネタバレとか全然気にせず感想書くと、三木さん、長編は取らない方が良いんじゃないかな?という、結論に達せざる得ませんでした。
なんか、息切れするの!!
凄く息切れするの!!
短いエピソードを無理矢理、重ねてビジュアル的に「こーいうの撮りだいんだー、えへー」というのを重ねまくったバームクーヘン的印象が拭えず、瞬発力の繰り返しのみで構成された、邦画にありがちな「不条理だし、ストーリーなんてないけど、格好良いっぽくて、クリエイティブぽいっからいいっしょ?」な内容に「うーん! 予想通りだけど、辛い!!」と頭痛。

いや、予想通りなんだけどねっ!!

監督三木聡ってだけで、予想出来てたし、分っててお前借りてんじゃん!の、そしりは免れ得ないんだけど、そろそろ、こっから脱出してよ、邦画!!という気持ちも否めなかったり…
なんか、ナイロンのシャープさんとフラットさんが、世間とは相容れない笑いの感覚ゆえに苦悩する、お笑い作家の話だったので、同じ煩悶とか三木さんも経験してそーとかって感じてしまいました
自分が笑えるものが他者も笑えるかっつうったら、そういうのって、難しいよねー
世代もあるし、感覚もある
コンセンサスの取れないコメディは、その範疇から外れた人間からすると苦痛でしかないね!
サイケデリックで、エキセントリックで、色彩は黄昏めいていた、ハイテンションなんだか、ローテンションなんだかな世界観は「時空警察」から、もっと他者を突き放したような、THE三木テイスト!!に溢れてて、やっぱ、この人は短編で見たい…としみじみしました

私は、SSFのバスパニックが超絶好きで、音楽の使い方から、ト字やら、ムツゴローやら、色彩やら、全部好きで、でも、あれが「長編」だったら、絶対耐えられない!!というのも分っていたのに、何故、これを借りてしまったのか…

まぁ、キャスティングがね!! 私好みだったからなんですけどね!!ってことで、菊池凛子が死ぬほど可愛かったーーーーー!!!

あいつ!! 超可愛い!! 声が可愛い!! 表情が可愛い!!
むかつかないコケティッシュというか、あどけなさとかが、もー、たまらん!!
新谷真弓さん好きな人なら、絶対、この凛子は好きだろう!!と断言します
ほんとに可愛かった
超絶可愛かった…(絶句)

あと、SMクラブの女王の片桐はいりも好きかったし、松尾ちゃんは、やっぱり松尾ちゃんで、凄くキュートでした
主演の伊勢谷さんが、端々で人間としてギリギリアウトの表情をしていたのも面白かった
あの人無表情が一番美しいのな!!
顔をくしゃくしゃーってすると、はい、アウトー!!!ってなって、凄くまた、超越した顔立ちになって、え? 俳優として、それ、大丈夫なの??っていう、そのギリギリ感がおもろい!!
あと、死ぬほどスタイルが良いのを、死ぬほど誇示してるのに、この映画ないでは死ぬほど無駄!!っつう、全くもって、無駄な恵まれっぷりもよかった
物凄い振り回され役なので、振り回されてるなーーって口開けて見入ってました

あ、あとね、あとね、THE三木ワールド!!って事でふせえりのチンピラも可愛かった
超角刈りなの!! 勿論岩松了とコンビなの!!!

まぁ、だから、三木さんの笑いがツボ!!って人には良いんじゃないかしら?
あちしには若干辛かったです…



あと、ナイチンゲールの沈黙も読み終わったよーーって、あれも酷いな!!!
オチの凄まじさに泡を吹きました……!!
え? それでいいの??みたいなね!!!
私、キャラが立ってる推理小説は好きなんですけど、キャラ以上に、トリックを重要視するきらいがあるので、そういう意味では「えー…」と膝折り
まぁ、推理小説と思って読むのが間違っているのか…
このミスとかって、「え? ミステリ??」っつうのが多いしね!!
っていうか、ミステリの基準事態、私と、出版社等で定められているのとは違いそう……
会話劇としても、然程、前回ほどの軽妙さや、白鳥登場後の胸のすく感じを得られずに、うーん…と唸ってしまいました
この調子だと、次はどんなトンデモ展開が待っているのか…!!
ジェネラルルージュ読むの怖い!!!


あ、そいから、椅子も見た鼻血ブーー!!!!
足!!! 足、爪!!! 何、あの爪!! あっちの爪なんて、なんか、多分、無理してハイヒールとか履いたせいか、爪とかが鬱血してて見れたもんじゃないのに、なんて可愛い爪!!
馬鹿!! 好き!!!(どさまぎ)
末端とか、パーツとか、粟根さんって、本当に綺麗な人だなーと感嘆しました
あと、結城ちゃん時もかっこよかったけど、ゴネ太になってる姿もかわよい…vvv
物凄い短いお話でしたが(まぁ、星新一だしね!)凄く満腹になれる、素敵さ具合で、表情も素敵だったし、台詞とかも、軽い関西イントネーションが耳に心地良く、大変ご馳走だったと断言します
うーん、ご馳走、万歳!!!



そいから、金曜日のレイトショーで妹とICHI見てきましたーー
という事で、公開されたばっかりだし、以下続きを読むにて☆
っていうか、ICHIに対して好感持ってる人は、見ちゃ だ め だ ぞ?








という事で「秋だ一番!! ギリギリの人達フェア☆」と副題がつきそうな映画を見てきちゃいました!
うーん、1200円 か え せ ?(にこ)


いや、もう逆の意味で面白かったです!
全編半笑いで見てしまいました


まずね!! 脚本が酷い! 安い!! 半笑いっ!!
台詞がもう手垢つきすぎて、うあーー!!(絶叫)ってなりそうな位安いんです。
キャラも滅茶苦茶弱いし、中途半端だし、主人公の市が主人公??ってくらい、ふにゃふにゃしてて中途半端で、ラストとか「えー…?」ってもう、半眼に…
展開も安いし、何もかも安い!!
変に純愛ものにしたせいで、凄みもへったくれもない、ゆるーーい展開の中で、市のスタンスも掴み難いし、なんか、もう、なんか、えーと、しゃらくさくてべっくらしました

あと、大沢たかおが、なんかコミカル系キャラで出てくるんですけど、その割に、「本当は強い」とかキャラでメンタル面で、刀が抜けないとか言う設定にされてて、実は「市より強いんだ!!」ってなってて、ボスとか倒しちゃうんですよ、たかおが
主人公じゃないのに、たかおが!!
視点もたかおだし!!
もう、たかお成長物語でいいじゃん!!! 市の存在感、凄い薄いじゃん!!と、何を書きたいのかさっぱり見えない具合に戦慄

衣装も、藍色ばっかで地味だし、立ち回りも然程人数いないせいで、小さくまとまっちゃってるし、一切凄みなしの、だらーっとした、ある意味斬新な座頭市具合に、逆の意味でド肝を抜かれました
音楽も地味なの!!
全部地味なの!!!

オール地味なの!!!!
何? このカタルシスのなさ!!!(戦慄)
全然見ててワクワク出来ないよ!!
唯一、神社での、市VS板鬼党位だよ、ゾクゾクできたのは!!!

と、まぁ、ここまで散々貶してきたのですが、逆に違う方向から見れば、冒頭に描いたとおり、ありとあらゆる意味でギリギリ映画で、それは面白かったり

とりあえず、キャストがギリギリ!!!

アイキャンフライ、窪塚洋介に、独特のスタンス爆走し続ける中村獅童と、明らかにここで、何とか脱皮しようとしている大沢たかおと、ギリギリアウト竹内力

いやー、もーー、豪華絢爛!!!!
ある意味、眩しい!!!

窪塚さんは巧いんだか、そうじゃないんだか、判じ兼ねる独特演技炸裂で、しかも、時々「あ、この人まだ、別世界にいらっしゃる!!」な際物表情も見せており、本当の意味でハラハラさせられっぱなし!
一瞬、ほんとに心臓が止められそうなくらい、「映画出てていいの?」というような顔があって、凄い心臓ドキドキしたもの!
中村獅童さんも、かなりギリギリの綱渡りを見せていて、考えてみりゃあ、曽利監督で窪塚VS獅童って、「ピンポン」じゃん!!と思えど、あれから、月日は幾星霜…
時の流れって残酷よね…と画面の中の二人に語りかけてしまったり
あと、地味すぎる画面の中で、唯一獅童さんだけ、ド派手な衣装きてらして、最後馬に乗って登場する姿が、あまりにも、なんかあんまりで咄嗟に「篤姫様!!!」って思っちゃったよ!(イメージの問題)

まぁ、そのボスも、市には圧勝したのに、大沢には負けて、なんか、凄みがあるんだか、ないんだか、まぁ、とにかく脚本の人が男のロマンカタルシスも、何もかも理解してナイトしか思えない軟弱っぷりだったのですが、何にしろ、ギリギリアウト竹内力の、アウトっぷりを見に行くっつうのを目的にするとそこそこ楽しいかも

あ、あと、綾瀬はるかは死ぬほど可愛かったです
大画面、ドアップが多かったのですが、本当に耐えうるっていうか、余裕で圧勝!!!みたいな美しさ、カワイさでした
市というキャラを考えると、あの人特有の「薄倖さ」「絶対に幸せになれそうにない不幸顔」というのも効いていて、そこはナイスキャスティング!!と褒めざる得なかったり

キャストが何にしろ「巧いか下手か、そこら辺を、個性で誤魔化してる人達」で揃えられていたので、境界線を見極めるのにも適しているかも
正直映画で見るようなモンでもないのですが、TVで見ても、見れたもんじゃない気がするので、えーーーと、心からいえるのは「私的にはお勧めできません」という事だけです

純愛ものとか、そういうのを期待していくなら、いいんじゃないっすか?
あと、綾瀬はるかが好きなら、これはお勧め!!
凄いきれいで可愛いから!!
それだけは、断言できます!!
なんか、彼女が一人で頑張ってて、凄い背負ってて、必死に殺陣も練習したんだろうなーって思って(彼女の殺陣は見事でした)白夜光以来、結構好きなんですけど、益々好感持ってしまいました
主人公だから、もうちょっと存在感を出させてもらえればよかったのにねーーーー

うーーーーん、残念!!!