東京旅行 日曜日

日曜日 朝

あやのちゃん曰く「いるのかいないのかすら分かんない」程度の死体っぷりにて眠っていたようでして、流石に目覚めよく、「だぁ!」と起床出来た朝。
そこのお宿で、250円(安! けど、前回は無料だった!!)にて頂ける朝食を食べ、化粧という名の顔面改造を施し(肌荒れ酷いから塗るよー! そして、テカるよー! テカテカ顔が光るよー!!)色々ありましたあと、夕方よりかねてより楽しみにしていた大宴会へと向かいます。
んで、その前に、ミニ元締め会(?)的カフェでのお茶会が御座いまして、そこにてなぜか新感線トークを繰り広げてしまう私!(でも、ネタフリは元締め)
「蜻蛉峠どうなのよ?!」トークから、素敵紳士トーク(ていうか、元締め会である以上、祭り先輩トークがない筈ない! ええ、ない筈ない!)そして、私が長年、長年呟き続けて「ほんと、悪魔でも何でもいいから、魂とか売る準備出来てるんで、客演させてくらさいよ〜」と、最早形振り構わぬ状態に陥ってる新感線に剛出演願望まで(関係ないが、今まで、この望みに誰の同意も得られてなかったのですが、元締め&かぐさ嬢と知り合えたことにより、同意者がいる状況を初めて噛み締められるようになって、大変幸せです☆)語り合えて大満足。
まぁ、剛出演を望むその理由はね! それぞれ別々で、私は劇団ファン+眼鏡氏ファンだからこそ!って感じなのですが、素敵紳士同盟の方々は「その際はセットメニューで! 是非、セットメニューで!」と祭り先輩とのバリューセットを望んでおり、おいおい、もし実現したら、んなチケット、取れる気しねぇよ…と、まだ、実現すら決まる予定の微塵もない願望に対して項垂れてみたり(妄想なのに、可哀想!)
もしくは、私なんぞは「もし、新感線がムリポなら、おれ、演出マッチャーで、眼鏡さんと剛共演でも、しこたま嬉しいぜ?」という意志薄弱ぶりなのですが「セットメニュー!! セットメニュー!!」と若干瞳孔開き気味に、何処の誰とも知らぬ何者かに祈り倒している元締めを見ると、おいそれとその時は口に出せませんでした☆
で、お久なあゆみお姉ちゃんとも、色々喋り倒しつつ(そして、案の定お店の人に「声大きいので、もっと、小さくプリーズ!」と怒られつつ)とうとう、大宴会会場へと移動。
ここからの私の大車輪っぷりは、もうね! 思い出したくない! 思い出したくないの!!(断末魔)な感じなのですが、一言言えるのならば、一番つっこんでっちゃいけない地雷原に突っ込んでって、地雷の上で見事なタップダンスを披露してました…って事だけでしょうか?)(地雷が爆破しなかったのは、偏にお相手方が優しかったからに他なりません!)
そんな私の手綱を握るべきあゆみちゃんはといえば、いつもの如くの穏やかな微笑を浮かべたまま、完全に見守り体勢という名の放置姿勢を貫いてくれて、私の暴走は止まらず、関係各者を青ざめさせたりしていたのですが、まぁ、無事終了したのでよしとしよう!!(全身を震わせながら)
来年は、アフロで黒塗りで「ボビー」という名を名乗って宴会に参加させてもらおうと思っておるのですが、(関係ないが、私はゆっきーさんの弟さんに「男」だと思われていたらしく「今度、もみーさんを紹介するね!」とゆっきーさんに言われた際弟さんは「ボビーさんを紹介するね!」と聞き間違え「姉貴の彼氏はブラザー?!」と大層慄かせていたらしい。 俺の可愛い姉に、一体どんなNY野郎が!と身構え、待ち構えていた所、現れたのが私という事で、彼の脱力感は如何ばかりのものであったのか、察するに余りあるのだが、私としてもよもや、黒人男性と勘違いされていようとは、夢にも思いようがないので、反省はしまてん!)あゆみちゃんより「もう、顔覚えられたから、黒塗りアフロでもごまかせないよ☆」というまさかのアフロでも無理宣言をかまされてしまった以上、どうやって今年の私をなかったことに出来るのか、考えあぐねているのです。
んで、宴会にては、それまでの喋りすぎに加えて、最早反射で飛ばしている野次にて、まんまと声を枯らし(ていうか、次女と、三女も同じ状態であった事に、根っからの芸人根性!!と、自分を他人事のように脇において剛ヲタ会のコマドリ姉妹の称号を贈りたくなる。 いやだって、私は、大宴会二連チャンだったしね! 逆にこれで声枯れなきゃおかしいよ位喋ってたからね!)ありとあらゆる意味で、限界を突破した状態でS姐に「おれ、もう、おれの味方酒しかねぇよ…。 頼るべきものは酒だけだよ。 呑まなきゃやってられないよ…」と縋りつくという呑んだくれ末期の様相を呈していたのですが、とはいえ、店の酒がそれほど濃かったのかといえばそうでもなく、後半ほぼ水やらジュースやら、温いお湯やら、店の状態も末期だなぁという惨状を晒して宴会終了!
何にしろ、こんなに楽しい宴会ってあっていいのかしら?という位楽しい宴会で、あったかで、みながニコニコしていて、幹事の方の人柄がそのまま滲み出ているかのような、幸せな会でありました。
本当に参加させていただけて良かった!!

さて、そんなこんなで、一次会後二次会会場へとえむこちゃんがご案内〜〜!って事で正直、30人近い面子を引率して(しかも怱々たるメンバー)歩くなんてあたいだったら、失禁しながら歩くことになるね! あたいの歩いた道に水滴が痕跡として残るね!などと無責任な立場ならではトークをあやのちゃん相手に繰り広げ、S姐のデジカメの「美肌モード」にあやのデジカメの「お料理モード」の231倍喰いついて、写真を撮って貰う。
きゃー! ほんとだわー!! 肌綺麗!! 私の肌が-5歳!と大喜びしつつ、無邪気にキャッキャッしてみてる私ではありましたが、最寄駅前を通りがかり、ふとバスの時間が気になってみたり。
東京最終日ということで、まさに現代のシンデレラガールともいうべき厳しい時間制限が設けられている立場上、「んー、そろそろゆくべきか?」と首を傾げる私にあやのちゃんが私の頭上より「おまい、二次会の会場は駅のすぐ傍だぜ? 流石のおまいでも迷わねぇよ。 ていうか、早すぎだよ。 どんだけ不安なんだよ」と悪魔のささやきをかましてきます。
あゆみちゃんも「今帰ったら、バス乗り場で、一人でバスを待つことになって、きっと寂しいよ?」と可愛く引き止めて下さって、「うん、もうちょっといるー!」とすぐに、翻る私。
「まぁ、乗り遅れたら、おれ、あやのちゃんの地元に一緒に連れてって貰って、泊めてもらうよ!」と言ってみたところ、物凄く遠い場所を見ながら「う、うんー、いいよーー」とこれぞ棒読みの見本!ともいうべき、声で返答され、ち、畜生! おれは、お前が何処の駅から出発するか知ってんだからな! あやのですっていって、先に乗り込んでやる!などと、憤りに震えてみる。
そして、オレは、副社長の寝床を奪おうとして、凄く噛まれてやる!みたいなね! 想像しただけで、涙目になるような可哀想っぷりを披露しつつ、その間も、えむこちゃんは、今まで見たことのないような、若干「男前」寄りの横顔を見せて、先導に徹しており、暢気な立場から「えらい子、えむこ!」と心の中でエールを送っていたり(あと、暢気というか、かなり酷いのですが、あたい、諸事情あってえむこちゃんから借りたモリゾーボールペンを一時行方不明にしてみまちた☆ い、いいい、いや、ごめんよ! 悪かったと思ってるよ!! 「なぁ、もみー! モリゾー返して貰ってないよな?」と問われた時の私のテンパリぷりといったら、そらもう、えらいもんだったよ! そして見つけた瞬間、「見つけたぁぁぁぁ!!! いたぁぁぁぁ!!!」と絶叫。 その場には結構人いたんですけど、軒並みこっちを振り返ってきたよ。 オレ、お母さんにあったマルコ(by母を訪ねて三千里)みたいにモリゾーに一直線だったよ。 あの時、えむちゃんよりモリゾーを愛してた自信があるよ!)
まぁ、そんなこんなで、人が多い為に、先発隊が後発の方々を駅前で待っている間、またも、ウロウロ視線が彷徨いだすあちし。
そして、またも「おまいは、どんだけ心配性なんだ! 迷うか! この状況で迷うか!!」とあやのちゃんに言われるあちし。

そうさ! ここまで迷うなんて、そんなはずはない! けど! 池袋駅にて「山手線」の在り処を捜した彷徨い歩いた記憶は、そうそう消せやしないのさ!(昨日の事だしね!)
あゆみちゃんとも、ほよほよお喋りしつつ、何度も、何度も駅名を見上げ、足もソワソワしだし、とうとう移動開始!となった時、こそりとあゆみちゃんにだけ「じゃ! オレいくね!」と声を掛けて、そそくさと立ち去り!
びっくりまなことあゆみちゃんに「ほんとに? ほんとに?」と問われた時は「やっぱり、いっるー!」となりそうだったのですが(そして、ここで次女とお喋りしてたら更にやばかった!)そのまま、ひゅりらーとそよ風にように消え、帰りのバスが来る池袋へと舞い戻った私は、案の定、滅茶苦茶早く到着したものだから「そういや、ホテルに忘れてきたバッテリーこのまま受け取って帰ろう!」と決意して、ホテルでスキッと忘れ物を回収し、「これで良い時間になった!」と自分の判断力に満足しつつバス停へ。
うん、だから、まぁ、こういう風にちゃんとね、集合時間前に余裕を持って到着した時は時間を、間違えてて、更に一時間近くバスを寒空の下で待つ事になったのですが、いいの! 乗り損ねるよりずっといいの!(紫色の唇で)強がりつつ、まるで走馬灯のように、「今帰ったら、バス乗り場で、一人でバスを待つことになって、きっと寂しいよ?」「よ?」「よ?」(エコー)というあゆみちゃんのお言葉が蘇り「おねーちゃん、寂しいってゆうか、寂しいってゆうか…むしろ寒いです……」と涙目に。

そのまま、漸くやってきたバスに乗り込み、無事三重へと帰れたわけですがやはし、帰りも皆さんブランケットを羽織っていて震えながら「うぬう、何たる準備の良さ!!」と唸らされた私が、早朝地元駅に着く間際に自分の尻の下に敷いてる座布団が、バス備え付けのブランケットであった事に気付いた際の衝撃を、今回の旅のオチとして、旅行日記を終わりたいともいます!

うひょー! 今回も色々ありすぎて楽しかったー!!!(心から)