映 画 発 表 !

僕シリーズ第四弾がとうとう映画でって事で、ちょっと今までの発表とは違うテンションで受け止めてまふー
じーんわりきますねぇ…!
確かなものがある感じがする! 萌えとか、私の大好きなエンタメ!というのを求めるよりも、良い映画が見れるなぁという、ちょっと確信めいたものがありますねい
任侠兄貴に散々萌えは頂きましたし、今度はまた別のベクトルに引っ張ってって貰える事が嬉しい
☆監督だし、画面が美しいのは確かだろうし(あの色彩を映画館で見れるのが、ふんとに楽しみ)レンレンと、谷ショーもいらっしゃるので、ある意味磐石でしょう
あと、竹内嬢も!

原作知らないっ子なのですが(眉村さんの方には全然動かない子だったので)魔法のような…という言葉を聞くと、僕シリーズの真骨頂である、幻想とリアルの、あの絶妙なバランス感覚を味わえるのかな?とかワクワクしてます

私はやっぱ僕生きが大好きで、あんなに震えて震えて仕方のなかった事は、初めてだったので、どういう風に作り上げてくるのが、橋部てんてーの手腕に期待したいですとかって、是非、僕シリーズはてんてーの手によるものであって欲しい!(懇願)
淡い光の粒が、けぶりながらキラキラと儚い輝きを放つような、そういう画面の有様とか、剛の美しい静かな佇まいとか、静謐で厳しい物語の立ち位置とか、思い出すと堪らない気持ちになりますねー

こういうシリーズが、徐々に世界を広げていくという事は、それだけで、何とのう真面目にやってるって事は馬鹿に出来ない事なんだなぁという気持ちになります
一生懸命取り組んだり、誠実に向かい合うという事が、結果に繋がっているという事は、それだけで、魔法のように嬉しい事です

よかったねい
剛がそういうドラマの主演で、よかったねいー

ほいで、折角なので、昨日のスマスマ

私は、同意見の方をそこかしこで見かけるように、あんましさんまさんと、SMAPの組み合わせは得意じゃないです
さんまさん自体には悪感情ないんですけど(勉強熱心だし、ご自分の舞台のキャスティングを見るに、どうも私と趣味がかぶってるし(レイチェルを愛人役にすんだぜ? う、うらやま!)、やっぱある種の頂点にいる不世出な人だと思うので)トークゲストであった場合、MCというスタンスにまで侵食する喋りの厚かましさがSMAPと組み合わせると、相乗効果を一切生み出さないよなーと思ってて、SMAPとよく組み合わせられますけど、とりあえず大物ぶつけとけっていう思想自体、受け入れがたかったんですよ
とはいえ、今週のは、そんなにヤじゃなかったかも、とか思って、多分剛の「うどん」の答えが、大変可愛かったからという理由からなのでしょうが、結局さんまさんが呼ばれた時に、剛が限りなく不遇な立場になるからヤだったんだろうなーとかって、前から分かってたけど、更に自己認識を深められました
今回は、満遍なくスポットが当てられたので、まぁ、良いです!(えらそう)
あと、事件の事に触れてくれたのも、ちょと嬉しかったかも
「電話しようと思ってたけど、番号知らんかったわ」だって!
うはは、電話しようなんて、思ってない癖に〜
でも、知ってたら、ほんとに掛けてたかもって思わせる感じが凄いなー
良い意味でも、悪い意味でも徹頭徹尾軽やかな人だなぁと思わされました

あと、ビギンとのお歌も、ステキでしたー
歌詞がしみじみ良い!
こういう生き方をするのはしんどいだろうけど、きっと素敵だなぁと思いますねぇ
雨ニモ負ケズ」に通じる清貧さがあるなぁ


んで、折角出てきたので、少しだけ最近見たもの・見てるもの

今更なのですが「揺れる」見ました
お、おおお、面白かった…てか、この面白いと思えた大部分の要因を香川さんが一人で担ってらした
凄まじいな…あの人、凄絶という言葉が似合うほどに凄まじいな
目が濁ってるんです
濁りきった、狂った目
オダジョーの兄貴役なのですが、あの人が凄絶な眼をしたままオダジョーと対話し、笑いながら投げかける言葉の悪辣さが、とんでもなくって、最早ホラーのレベルにまで到達していて、こんなに怖い人だったんだって改めて知りました
世界に二人きりの、お互いしかいない兄弟のお話です
閉塞感とかはないのにね、閉じ込められてるという印象を受けました
お互いが、お互いを乞い、愛し、そして、酷く憎んでいる
どちらも、閉じ込められてるんです、お互いに
これは、邦画ならではの映画であり、私が邦画を好む理由が集約されてる作品のようにも思います
全ての役者に1mmもの隙がない

真木さんの、陰気で、主体性のない、愚かな女っぷりも、素晴らしかったなー
あんなに美しい人なのに、凄くブスに見えた
オダギリさんも、やっぱ良かった
あの人は、見ると「ああ、やっぱ良いなぁ」って、いっつも思わされてしまう(作品によりますが)
伊武さんも、蟹江さんも手加減なしに仕事やりきってるし、あと、もう、これは私が大好き!という理由もあるのですが、新井さんなんか、青い春と並んで好きな新井さんかも知れない
優しいの凄く
もう、優しい新井さんなんて初めて見るから余計ドキドキさ!
ぎゃー! 素敵ー! いっつも、チンピラとか、チンピラとか、チンピラとか、蟹工船とか! 
波岡さんが多種多様のチンピラなら、新井さんは基本戦闘力高めの、怖いチンピラ役が多いもんで、もう、映画版のジャイアン見てる気持ちになっちったよ

とはいえ、やっぱ香川さん圧巻に尽きます
ほんとに、凄い人です
てか、凄すぎる人です

そいから、今クール見てるドラマは、相変わらず「東京ドッグ」と「侍ハイスクール」と「仁」でふ
脱落してないよー!

東京ドッグに関しては、ほんとに話が酷いので、もう、手がつけられない!という一人パニックルーム状態に度々陥るのですが、喫茶店のマスターが大好物の山崎繁範なので見ます!(力強く)
あと、小栗さんが面白可愛いし、ゲストが小栗組の面々から入れ替わり立ち代り投入されるので、もう、なんか、ドラマとかを主体には考えない事にしました(諦念)
多分脚本家の人は、脚本を書いてる間、お腹が痛かったのかな?とか私は想像してまして、お腹が痛いなら、おトイレ早く行っておいでよ!と、もし、私が知り合いだったら言ってあげられたのですが、脚本家の人は、お腹痛いの我慢したまま、脚本書き上げちゃったんだと思います
意識の97%位を「お腹痛いよー!」に占領されていたとしか思えない! いや、きっと、そうだ!!って位の出来です
お腹が痛いと、他の事何も考えられなくなるもんね?
しょうがない、しょうがないって、しょうがないわけあるかーーーー!!!!!(絶叫)

正露丸でも飲んどけ!!!!

ほんと、毎回、毎回、あたい、37回は一話に対して突っ込みをいれられるよ!
二分に一回以上!
二分に一回以上って、お前は、ナイツか!!!(ボケの回数が多いよ!の意)

大体、どの話も30分くらいで終わる内容なのですが、33分探偵の呪いに掛けられているのだとしたら、早く解き放たれて欲しいものです
大洗に星は降るなりも同じ脚本家の方なので、今から不安感ではちきれそうながらも、ギャグパートに関しては、ちゃんと手腕は冴えてますし(だから、対比で他パートが余計に酷い)多分最終回まで見てる私がいるので、色んな意味で世話はないなぁ…という感じです


サムライハイスクールは逆に流石井上由美子てんてー!な力技の連続に、「剛力!!」と額の汗を拭わせて貰ってます
荒唐無稽すぎる世界観を、ほぼ漫画!な登場人物と、プロの技が光る脚本がカバーするのではなく、より加速させる方向で突破しようという姿勢が逆に清々しい!
あと、デカイもじもじ君城田が、鬼のように可愛いです
「そんな技、どこで習ってきた?!」という可愛いっぷりです
もごもご喋りと、もじもじ仕草と、小首傾げで、全ての話が片付きます
ただ、どうしても外見上マジ外人なので、自分の父親を「父ちゃん」という度に猛烈な違和感を覚えます
そこは、素直に「パパン」でいいんじゃないかしら?
おこがましいけど、私の意見どうかしら、井上てんてー?
キャストが何気に豪華で、岸谷さんに、大後寿ちゃんに、室井滋さんに、ミムラさんに、市川実日子さんに、キムラ緑子さん…と、磐石の布陣を配して、このドラマを作ってるというだけで、もう、意味が分からない笑みが浮かんでしまったり

先週なぞ、最終兵器と名高い(私の中だけで)濱田岳がゲスト投入されて、天下無敵の演技巧者っぷりで「手加減してー! お願い、手加減して濱田!」という事態が繰り広げられてしまいました
一人だけリアル! 他は漫画なのに、あいつだけ、巧すぎてリアル!
他の方々なんか、役柄もあってか、あっきらかに余力で演じていて、でかいエンジン積んでる車を車校で走らせてるみたいな印象を受けてるんですけど、F1カーは全力で走ると、やっぱ速いんだなぁという当たり前の事を呆然と認識
まぁ、他キャストが余力な分、主演の春馬さんの全力具合が尋常じゃなくて、イケメンに無茶をさせる風潮の最先端過ぎて、余りの風圧の強さに、ちょっと目が開けてらんないんですけどー?!みたいな過酷状況が、彼一人だけ続いてますが、まぁ、城田が可愛いので頑張って欲しいなぁとか、ぼよぼよと考えています


仁は、素直に秀逸で面白いです
役者も巧い人ばっかだし、大沢たかお此処にあり!!みたいな、熟練でありながら清冽で、新鮮なあの佇まいは、得がたいものだなぁと惚れ惚れ
真面目に誠実に作品を作ったら、面白い!の好例だと思います
ちょっと今まで見たことがない類のジャンルを定めるのも難しいようなドラマで、設定はSFなのに、地に足がついてるのは、作成側のこだわりが昇華しているからだろうなぁと思っていたり
一話一話がよく出来ていて、全年齢向けでありながら、甘やかなとこもなく、ドラマに引き込む吸引力の強さに、抗わずに身を任せています
中谷さんも、綾瀬さんも、ほんっっっっとに素晴らしくって、どちらの言葉も美しくてずっと聞いていたいなぁと思わされる事しきり
中谷さんの廓言葉の艶っぽさ、仕草、佇まいの凛とした華やかさ、粋の極みの立ち居振る舞いは流麗で優美だし、綾瀬さんの可憐さ、愛らしさ、健気さにもぷるぷるきてます
吉原物が好きな人にも、これはお勧めだなぁ…!
赤格子の向こう側の女たちの悲哀というのも描き出していて、人間ドラマとしても秀逸なんですよう
あと、竜馬も凄い!
勝手ながら、来年の福山竜馬が気合入れないと大変!と思うくらい、内野さんの竜馬が凄い!
洒脱で、軽妙で、バイタリティの塊で、純粋で、田舎臭くて、惑っていて、だのに、間違いのない竜馬で、ハマり過ぎてて、もう、魅力的過ぎる! 
可愛いんだよ! ばか!!(握り拳)
武田鉄矢のこーあん先生も素晴らしいし(鉄矢先生に関しては、白夜行以来全幅の信頼を置いています)あと、えっと、あえて、言及しないできましたが、き、桐谷さんも素敵だぞ? 可愛いを三次元化したみたいだぞ?(好きな人には言及しにくいよね!!)とか、己のミーハー道を最後には貫いてみる、アテクシ
石丸Pと、脚本の森下先生は白夜行以来の鉄板コンビですので、是非このまま、どうかこのまま、良作として走り抜けて欲しい!と懇願したいです

そんなわけで、此処最近の見たもの、見てるものでひたー