恐る恐る

半年ばっかり黙りこくっておりましたが、復活!とかっていうんじゃなく、とりあえずの近況を記しにやって参りました。
私、性はmomi名はziと申しやす(姓名に分かれてたの?!)以後、どうか御見知りおきを…!ってんで、這い蹲るように、ログインなんぞをしてみまして、いやいや、はてダって、そうそうこんな感じー!とか、浦島フェイスで呟いてみたりしております、momiziでございます、本当に、お久しぶりです

この半年、何をしていたかと申しますれば、この日本に起きた事に比べれば、本当にただ、とりとめのない日常を送り、とりとめのない気持ちのまま、「あ、そういえば」と半年の月日が過ぎていた感じで、自分でも、どうしてブログ書いてないんだろう?てな具合である事はお伝えしておきたかったり

これ書いてる理由はですね、えーと、昨日放送された、殺し屋剛が、格好良すぎて、美しすぎて、背筋から変な汗が吹き出るという、人体反応としても異常極まりない状態を呈してしまったからに他ならないのですが、ふふふ、まさか、半年の封印を解いて、黒つなぎ最強!と言いにくる為だけに、私が戻ってきたと思うなよ?

黒つなぎ・喫煙という派手な(?)装置に騙されがちだが、銃を突きつけられた際の横顔も最強なんだよ、こん畜生!!!!

やーーーー、ひっさびさに思い知らされたー
心から思い知らされたー


やっぱ、ワテシ、剛の顔好きだわ!!!!(今更)

あと、芝居も好きだーと、再確信

6人で芝居してても、善し悪しとかは口はぼったいので、言わない事にして、剛の芝居にダントツで釘付けだったもの!

ファンだから当たり前じゃねぇかとか、そういうの抜きにして!
実は、冬サクHDDに放り込んだまま見てないとか、黙っておいて!

ああいう、冷酷なのに子供っぽい、「ただの殺し屋」とか演じられてしまったら、クリティカルヒットしすぎて、TV見ながら漏らしそうになるしかないもの!!!(誰か! 私に! パンパースを二枚重ねで!!)

やー、向井先生におかれましては、本当に、五人のおっさんのコントドラマに巻き込まれて、色々お疲れ様にございましたと、その恐るべき小顔(半年の間に色々あって、都合二度ほど生で御尊顔配しましたが、遠近法狂ってる?って位、やはり顔が小そうございました)に頭を下げたい所存なのですが、それ以上に犯人役を剛に振ってくださいましてありがとうございました!!と大きな声でお礼を言いたい気持ちで一杯だったり

いやー 美味しかったー あの役は美味しかったよー!
被害者(ゲスト)に並ぶ美味しさだったよーー!!!!

もう、本当に、「ああ、この人の芝居は心底ええなぁ…」とうっとりさせられる配役&ビジュアルに(衣装GJ! つなぎ、大好きー!!!!)万雷の拍手を送りつつ、えーと、戻ってきた報告を終わらせて頂きます!(あと、スカルプDについても語りたかったけど「どんぐり マジかっけーっす! パねぇっす! マジ惚れるしかねぇっす!」としか言えそうにないので、とにかく、最高!とだけ感想を叫ぼう)

あと、お芝居も何本か見ておりまして、たつかつファイナル、港町純情オセロ、そして、鹿殺しの「僕を愛ちて」辺りは、ちゃんと見れているのですが(あと、地元でやってたので、柿喰う客の「長靴を履いた猫」と、ハイバイの「投げられやすい石」も見ました。 どっちも素敵で、柿食う客は演出が見事だったし、ハイバイは、そのとんでもない寂寥感とリアルと地獄っぷりに、見ている間中お腹が痛くなる位打ちのめされました。 観客も地獄に連れてくって、なんていう吸引力なのだろう! そんで、四月に公演があったハイバイの「その族の名は『家族』」は見たかったなーと今後悔しています。 ユースケさんが母親役っていうだけで、見たさアンテナが立ちまくりである)どれも、面白かったです!と、目を見開いてお伝え

まぁ、粟根ファンとして「僕を愛して」の素晴らしさについて、涙ながらに三日間寝ずに語りたい位なのですが、本当にDVD早く欲しいです!と絶叫するにとどめておきます…
ていうか、案外粟根友達の人たちが見てなくて、それも発狂級に悔しかったり
三回「しか」観てない事を後悔している私がここにいるのに!!

ほんと! DVD出たら買え! 買ってください!! お願いします!!!

ちくそう、あの芝居のせいで「Love is Over」聞くと無条件に泣く体にされちまったぜ…!
ていうか、今思い返しても、粟根さん、なんという凄まじい役をお引き受けなすったんだろう…?
あの人、もうじき47だぜ?!
修羅か?! 羅刹か?!位の難役だったのに、演じこなしやがって、この野郎!
あの役出来るの、世界中かけずりまわっても、粟根さんしかいないよ、マジで
思い返しても泣きそうになるよ

あの声
芝居
ドラムさばき!!!!!!!!!!!!(断末魔)

もおおお、だから、好きなんだよおおおお!!!
久々に「エンジン回してくれてる!」って観てるこっちも痙攣しそうな位(実際奥歯がカタカタ鳴った)、素敵な役、本当にありがとうございました!

芝居も、すっごい面白かった…
チョビさん可愛い…たまらん可愛い、泣ける…
話も、アナログで、泥臭くて、貧乏くさくて、熱くて、ダサくて、勢いだけで無理も、無茶も吹き飛ばすとこが新感線っぽくって、本当に良かったですって、結局ガッツリ語ってしまった…

映画の、「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」も、「はい! 監督狂ってる! 多分、君塚も狂ってる!」というような、白目むきっぱな内容ではありましたが、粟根ヲタ的に大変おいしすぎて「まだ、セーラーを着るか…粟根さんよ…」と呻かされましたし、えーと、クラウドも、全力で楽しませてもらえたらなーと思ってます!

髑髏は…うん、小栗さん、私は実はかなり好き俳優さんなんで(映画の岳もよかったよー! 私は好きな映画やった)キャストに、文句は一切ないんです

今の、最善だと思います
私個人の意見ですが

古田さんと、じゅんさんが出演しない事に関しては、そういうものだと思っていますし、むしろ、粟根さんが、まだ出演しなければならない事のほうが、不思議というか、うん、不可解だったりして、まぁ、髑髏ブログ読む限りは、活躍は期待しないでおこうと諦念していたり
むしろ、若手の俳優さんがたとの交流の様子をアワブロで読める事や、小栗さんと親交を深めて、監督映画に出演?!といったような「すわ、吉田ルート?!」な流れを期待してみようと思います!!!(姑息)
とりあえず、初日であり、粟根さんの誕生日は確保できたので、出来ればあと一枚、出来れば大阪楽あたり行けたらなー!と願っていたり
クラウドも、きっちり確保済みですし(朗読劇は、チケはおさえたのですが、時期が時期でしたので流れてしまった事、残念に思いつつも当然の事だと、納得もしております。 また、いつか、万全の形で拝見できたら、ええなぁ…)南河内万歳一座や、子供のためのシェイクスピア、今や内閣参与で、失言でニュースになった(笑)オリザさんの青年団も地元で芝居ってくれるので、また観にいけたらな〜と、芝居はそんな感じです…!

うん! さりげない感じで伝えれば、今週末は、私大阪に「カレーライフ」観にいくので、よろしく!(そして、さりげなく去る)


それから、最後に地震の話です

この流れの続きで書く事は不謹慎か?と思いつつ、いや、それはあるまいと思いなおして、少しだけ…

二ヶ月半程前に起きた震災に関しても西日本の人間であるので、全く私は怪我等なかったのですが、私の友人が数人、被災地として名前の挙がっている県に在住している事もあり、震災の全貌を知るにつけ、ただ、無事を祈るばかりの心境に陥りました
ニュースを見た時はね、やあやあやあ!とんでもない事になってんなぁ…!ってのが、咄嗟の私の反応でした

私の住んでる地域は職場がちょっとばかり長い間揺れまして、海の傍にあったりする会社なもんで、津波を怖がったりもしたんですけどね、会社の外には避難したものの、そこで社員皆ポカンと佇むばかりで、そういう意味では呑気きわまりなかったんだと思います
迂闊とも言われそうですが、でも、日常というのは呑気で、迂闊なものですから、ある意味仕方のないことだと、自己肯定しつつ、多分本当にあの時何かあったなら、流されて一巻の終わりだったんだろうな…と、今考えてぞっとしています
つまり、今回の出来事によって、自分の防災意識の低さに改めて気付かされたわけなのですが、被災地ではない地元においては、震災直後はまだ、事態の深刻さを理解できないまま「東京に在る本社はてんやわんやらしいよ?」なんて話を小耳に挟みつつ無事帰宅できました

とはいえ、今、我が家には要介護の寝たきり老人なじいちゃんがいまして、体調が悪いっていうんで、ヘルパーさん呼んで病院に診察に連れて行ったり、まぁ、その日は色々我が家の私的なごたごたもありまして、ニュースも一切見れていなかったのですが、漸く落ち着いてTVをつけてみたら「ああ、これはてんやわんやどころじゃないな」という光景が映っていて、大変驚かされたのです

もう有体な言葉で言えば、本当に、ただただ信じられないような景色がTVの中には広がっていて、現実とは思われないような情景は、勿論、まだ、この日本に存在していて、私は、震災の日から、ずっと、その事に途方に暮れているような心地がしています

震災の復興は今もままならなくって、私は無力で、出来る事といったら、本当に募金と節電位な無力な人間で、とりあえず今は毎日仕事にいって、やっぱり、迂闊で呑気な日常を過ごしてしまっています

私は、何日も停電が続いたり、避難所生活を送ったり、家族や大事な人たちと連絡を取れなくなった事がありません
放射能の恐怖に見舞われ、ガソリン不足、食糧不足、水が制限され、交通が滞り、明日の生活を不安に思う日々を送ったことがありません
寒さを凌げます
電灯のスイッチをつければ部屋が明るくなります
一人の部屋で時間を過ごす事が出来ます
冷蔵庫の中には食べ物があって、喉が渇けば水が飲めて、周囲を見回しても、瓦礫の山や、液状化した道路、津波に流された後の荒野が広がっている事態に遭遇した事がありません

だから、私は提言は出来ません
今、被災地にいて、不安な日々を過ごす人々の気持ちを「分かる」等と、口が裂けてもいえない以上、そのお心を鼓舞したり、慰撫出来る言葉が何も見つかりません

頑張れとすら、私は怖くて言えません
大丈夫って保証も私は臆病なので出来ません
優しい言葉も、耳障りの良い言葉も、勇ましい言葉も、何も浮かびません


それでも、職場からの避難経路を確認したり、家族との緊急集合場所を定めたり、そういう事だけはやっていて、ほんとに、「あっ」という間に、今過ごしている日々というのは、災害に見舞われれば失われてしまうものなのだと、強く思い知らされましたし、絶対に忘れてはならない事なのだと思います

被災地の、一日も早い復興を、心からお祈り申し上げます

では、まぁ、そんな感じで御無沙汰祭り後の近況報告でした…!